2018年6月26日火曜日

日本人的な

娘から、次のセッションが始まったというメールが来ました。初めて男性の教師になったそうです。担当は2人で、もう一人は女性らしいですが。

その先生は、心理学専攻だったようですが、日本人が団体でいるとき、特に相談もせずに何を食べるか決められるのが不思議だと言っていたそうです。

たぶん、私たちは、そういう場面では、他の人のことを気にして、メニューの選択では妥協することが多いと思います。みんなが選ぶ物と一緒でいい、という決め方をしてしまう。誰かが大声で、「○○でいいですか?」なんて叫ぶと、みんな黙ってうなずく。一人だけ別の物を選ぶと、時間が余計にかかるし、お店の人もやりにくいだろうなんて忖度もしたりします。ああ、これは欧米人には理解できないやり方なんだと、娘の話を聞いて思いました。


次のセッションに進んだら、大学での単位にも認められる英語の授業を受けることができるようになるようです。ただし、クラスの人数が限られているので、手続ができるようになったところで、早々に申し込みをすませたそうです。

支払は、向こうの預金口座で作ったデビッドカードで済ませたそうです。現地の銀行のおおらかな仕事ぶりにはだいぶ慣れてきたようで、限度額の変更がちゃんとできていてよかったと言っていました。

2018年6月25日月曜日

休暇

セッションとセッションの間には、1週間の休みがあります。映画に行ったり、友達とあったり、小旅行をしたりして過ごしたそうです。カウンセラーとも話ができたと言っていました。

旅行中には、バス停で知り合った人としばらく行動をともにしたそうです。

この前のセッションの途中、ちょっと危ういときがあったとも言っていました。私の方も心配していましたが、3日間ほど休んで、復活できたのでよかったです。

少し先のこともいろいろ考えているようでした。以前より、だいぶ具体的になってきました。

2018年6月16日土曜日

レベル5合格

娘の学校のテストがあって、今学んでいるレベル5に無事合格したようです。総合得点は81点だったそうで、上出来だと思います。

通知表のようなものがあって、評価のコメントもありましたが、全体によくやっていると、高い評価がなされていました。

ここで1週間休みになりますが、少し遊びに出かけたりして、のんびりすると言っていました。

ここまで、とても順調な経過です。

2018年6月11日月曜日

プレゼンテーションの準備

この週末は、私の方が忙しくて、あまり長話はできませんでした。それでも1時間半くらい話しました。

あと1週間で今のセッションが終わるのですが、時間がとても速く進んでいると感じているようです。

ただ、最後の週に行うプレゼンテーションで同じグループになった人たちが、あまり協力的でないことに困っている様子でした。

週末に、プレゼンの準備のために集まったそうですが、自分たちの準備は間に合っていなくて、しかも、途中からパソコンで映画を見始めたらしいのです。

娘は結論部分の担当で、他のメンバーの内容が分からないとできないし、ぶっつけ本番になると心配していました。

学習への取り組みには個人差も大きいようですが、多くの学生に、日本人のような真面目さを求めるのは無理なのかもしれません。

十数名のクラスで、すでに4人がドロップアウトしたそうです。選抜テストはありませんが、こういう形で現実的な選抜がなされていくのかもしれません。

ここまでにあった途中の評価では、娘はまずまずの点数だったようで、場所によっては満点、悪いところでも60~70点だったらしいので、通過はできそうです。

先々週3日間休んでしまって、先行きを少し心配しましたが、なんとか乗り越えたようです。

ただ、持っていった常備薬のうち、鎮痛剤と胃の痛み止めはだいぶ使ったようで、追加を処方してもらいたいと言っていました。

2018年6月4日月曜日

記録更新

週末にはまた娘と電話しました。今回は、なんと6時間近く。途中、娘が洗濯物を取りに行ったすきにコーヒーをいれたり、トイレ休憩を取ったり。半ばで、そろそろ終わろうかと言ってみましたが、話したいというので、話し続けました。

学校で今やっていることや、中学時代のこと、将来のこと、姉のこと等々。

すでに結婚した姉とは、ファッションや化粧についての趣味がまったく違っていて、姉のようにはできないと言っていました。姉は、化粧や髪の手入れ、服装などにいろいろこだわりがありましたが、自分はあまりないということ。

今週の発表のグループに、新しいメンバーが加わったらしいのですが、その人があまり積極的でないことに、盛んに愚痴を言っていました。

来週からは、言語学と考古学がテーマになるそうです。単に語学を学ぶだけでなく、学習の仕方と、大学でやる学問についての入門的な内容も学習できて、大学に入る準備としてなかなか現在のコースは役に立っているようです。

将来どうするのかについても、今までよりだいぶ具体的なイメージができつつあるように思いました。

今いる国での就職も考えているようで、大学で選ぶ専攻と、その後の就職について、エージェントに聞いてみると言っていました。就労ビザや市民権が取れるかどうか、取りやすい職種は何かといったことも気になっているようです。

就職のために、場合によっては、もう一つ別の言語を学ぶことも想定しているそうです。そのためには、経済的な問題もあるので、一端働いて、お金を貯めてまた勉強するというようなことも考えているようでした。

もう一つ、今は結構な都会にいるのですが、田舎に行きたいとも言っていました。当面、カレッジの4年制編入コースで学び、4年生の大学は田舎の方で探すのは可能だろうと思います。

ここまで、とにかく時間の経つのが早かったと感じているようで、先のこともそろそろ考えないといけないと思っているそうです。

人とのコミュニケーションに関しては、ひと頃やや自信をなくしていたのが、少し回復してきたようです。久し振りに会った友人から、会話がうまくなったと言われたそうです。

昼食後に話し始めて、話し終わったらもう夕食の時間でした。一緒に暮らしていたら、こんなにたくさん話すことはなかっただろうと思いました。人とこんなに長く話したのは、学生時代以来のように思います。