2017年1月20日金曜日

面談

娘の学校で、担任との面談がありました。とりあえず、3年生には進級できるようです。

担任は英語の先生ですが、娘が、レポートを一つ英語で書いていたのをとても喜んでくれました。
A4用紙5枚分で、1年前にはとても書けなかった量だと思います。

来年度も通信コースにすることも伝えました。向こうのカレッジに進むには、かなり高い語学力が求められますが、高校に関しては、卒業資格があればまったく問題ないようです。

考えてみると、日本の学校のように、全国でほぼ統一したカリキュラムと検定教科書が用いられている国の方が特殊だったかもしれません。教科書は義務教育レベルでも、学校毎にまったく違うという国もあります。

そうしたら、教科書的な知識を問うような入試は、そもそも成立しません。

入試だけのための知識をこれでもかと詰め込む高校生活に果たしてどんな意味があるのか、改めて考えてしまいました。

それ以外の選択肢はないと思い込んでいたのですが、学校へ行けなかったことをきっかけに、別の選択肢を見つけられて、本当によかったと思います。

2017年1月16日月曜日

長電話

休みの間に、娘と電話で長話をしました。ネットを介して、相手がどこにいようが、コストを掛けずに話ができるのはとてもありがたいです。

顔を見ることもできるので、心理的な距離は、ぐっと縮まります。

今までとは別の語学学校の体験レッスンを二つ受けてきたということで、その中味と、これからどういう選択をするのかという相談をしました。

娘が気に入った方の学校は、教室の回りに椅子がコの字型に置いてあって、自由に話をしながら授業が進むという形態のところでした。

机は、折りたたみ椅子に着いている小さなサイドテーブルのようなものだけだったそうです。

話をしながら、間違いがあると先生がその場で訂正を入れるらしいのですが、みんなそれを受け入れていて、間違いを気にせずどんどん発言していたと言っていました。文法などの学習は、別に課題が用意されていて、それでやっていくようになっているとのことでした。

今週は、カレッジの見学にも行ってみるということでした。

それぞれ日本人のカウンセラーがいて、懇切丁寧に説明をしてくれるようです。それだけ日本人の顧客が多いということでもあるのでしょう。

2017年1月12日木曜日

宿題

娘の読書感想文の宿題があったのですが、まだ本を読んでいなくて、ちょっと困っていました。

そこで思いついたのが、電子ブック。本を購入してダウンロードすれば、どこでも読めますから。

それにしても、クレジットカードは必要になります。一般的には18歳以上にならないと作れないのですが、16歳でも、留学生の場合に限り、親のカードにくっつけて発行してもらえるところが1社だけあったので、それを持たせていますが、あってよかったです。

2017年1月10日火曜日

3学期オリエンテーション

今から変えるわけにもいかない、と昨日書いたのですが、どうもこのままではぱっとしない様子なので、残りの期間は短いですが、学校を変える方向で検討してます。

娘の学校の3学期のオリエンテーションがあって、本人不在のため、代わりに参加しました。

生徒2名、保護者4名の参加でした。全体では、生徒はもっとたくさんいるはずだと思います。オリエンテーションでこれくらいの出席なら、普段の授業は推して知るべしというところでしょうか。

出すべき課題もいろいろあって、そういえば娘も言及していたのですが、まだできたとは聞いていませんでした。こっちもいちおうやってもらわないと。

2017年1月8日日曜日

学校のタイプ

語学学校はたくさんあるようですが、前回娘が行っていたところと、今行っているところは、どうも雰囲気が正反対のようです。

前のところは、休み時間に教師と生徒の過ごす場所が一緒で、教師と生徒の間の距離も近かったようですが、今のところは、教師は授業だけに関わり、授業のあり方も、やや固いもののようです。

学校とコースの質が違うので単純に比較はできないのですが、前の学校が楽しすぎたのか、娘は今のところにややなじみにくい印象を抱いているようです。

後一ヶ月ほどですが、今から変えるわけにもいかないので、次に行くところは、授業体験をしてから選ぶべきだと、娘は盛んに言っていました。

2017年1月5日木曜日

生活のしやすさ

娘とのんびり過ごした正月休みも、たちまち終わりました。娘の学校の始まりに合わせて私は現地を出発。昨日日本に帰り着きました。

帰国すると、すぐに都会の喧噪に包まれて、少しげんなりしました。人口約60万と、東京よりだいぶ小さな都市ではありましたが、私の住む人口45万の地方都市より、はるかに静かでした。

また、私は喉が弱く、咳が出やすいのですが、滞在中はまったく喉の不調を感じることがありませんでした。空気が明らかにきれいだったのだと思います。

帰途、成田から東京まで電車を利用しましたが、その料金が3千円強。所用時間が約半分なので、単純に比較できませんが、彼の地での、市内中心部から国際空港までの電車の料金は300円ちょっと。10分の1です。

市内のバスと電車は共通の乗車券で、同じゾーン内の90分以内はすべて初乗り料金。市内のほとんどの場所に200円位で行けました。

便利で安いので、利用が多いのでしょう、そのせいか、車の渋滞はほとんど目にしませんでした(クリスマスが終わると、正月の2日間を除いて、ほとんどの場所が平常営業でした)。

語学学校が多く、留学生もたくさん滞在しているようなのですが、こうした生活の利便性があることも、この都市が選ばれる理由の一つなのでしょう。ホームステイの料金は、3食付きで1か月8万円くらい。生活費は東京で暮らすよりはるかに安上がりになるのではないでしょうか。

消費税が12%、所得税も、私の収入だと約2倍と、税金は日本よりだいぶ高いのですが、これだけ暮らしやすい街作りがなされているなら、決してそれが高すぎることにはならないと思いました。

治安も極めてよく、今後も、娘を安心して置いておけるように思いました。行ってみてよかったと思います。

2017年1月4日水曜日

散歩

2日は、ゆっくり街の中を散歩しました。中華街で買い物と食事をした後、広い公園に行きました。

とにかくだだっ広いので、うっかりすると迷子になりそうでした。風は強く寒かったのですが、自然の海岸線が続く一帯で、とても気持ちのいい場所でした。

公園には、立派な犬を連れた人がたくさんいます。犬の種類もさまざまですが、手入れが行き届き、しつけもよく、家族と一緒に散歩を楽しんでいる様子が窺えました。

私もずいぶんあちこち旅行をして回ったつもりでいるのですが、娘の方はすっかり旅慣れた印象です。土地勘と、iPodからの情報で、バスの乗り継ぎや旅程など娘の言いなりになっていました。

普通のルートはもちろんですが、遅延情報や乗り場の案内などを知るのに、携帯端末は旅行には欠かせない道具でした。

もっとも、どこに行ってもWi-fiにつながるという環境があるからこその便利さではあります。携帯電話を持っていなくても、まったく困りませんでした。

2017年1月2日月曜日

元日

年越しそば、初詣、お雑煮のない正月ですが、娘によれば、紅白歌合戦はすぐにネットで見られるようになっていたそうです。

その代わり、というわけでもありませんが、元日の午後に、地元のオーケストラによるニューイヤーコンサートを聴きに行きました。地方都市の小さなホールでしたが、響きのいいところでした。

昨晩は人出が多かったのですが、今日は街中はがらんとしていました。店やレストランも開いてはいましたが、早く店じまいするところがほとんどでした。

2017年1月1日日曜日

大晦日

今日は、娘の学校がある都市から、バスとフェリーで半日ほどのところにある古い街に移動しました。

街の博物館を訪れ、港のレストランで夕食を食べたら、すっかり夜になり、路上のライブと、新年を祝う花火で、いつもとはだいぶ違う大晦日となりました。

それにしても、いたるところで娘の語学力が向上したことを感じさせられました。ついこの間までは私の友人たちと片言でやっと話をしていたのですが、今では、私の聞き取れなかったこともほとんどきちんと聞けるようになっていました。

子どもの成長は早いものだと改めて思った次第です。