2021年9月30日木曜日

学業継続?

娘は、今朝は早起きして、朝食までに近所を歩いてくると出ていきました。今後のことを話す中で、まずは、朝から活動して生活を立て直すべきだという話をしていたのですが、それで、朝から運動しようという気になったようです。

私としては、朝起きて、食事をしたら、寝床には戻らず起き続けておいてほしいというくらいの意味だったつもりなのですが、いささか意図を過剰に捉えてしまっていたかもしれません。

今日は、医者の診察の日でしたが、単位について、二つ登録しているうちの一つにしぼるのがよかろうという助言をもらってきていました。経済学の方が今面白いので、そちらに絞ろうと言っていました。

また、さらに診断を追加するための検査(親子ともにアンケートで受けるもの)を持って帰ってきていました。その方が、今後の単位取得が少しでも楽になるだろうという配慮からです。

学校の方は、卒業は無理だろうから別の方向を探ることを提案したつもりだったのですが、その意図は理解できなかったようです。ワーキングホリデーの話など出してきたので、方向転換することを受け入れたのかと思っていました。

元気になって、勉強する気になったこと自体は悪くないのですが、どうも話がかみ合っておらず、私の方は思いきりいらだってしまい、しばらく夕食を作る気になりませんでした。

本当は、医者に、方向転換の助言を求めてほしかったのですが、はっきりそうと言葉で伝えておくべきでした。

例の私のいとこからは、死んだ後、自分の遺産がどれくらい残っているか分からないが、それを相続してほしいと思っていることや、遺骨を散骨してほしいことなどを伝えられたと言っていました。

そのいとこは、アメリカ人の連れ合いが亡くなってしまい、身内は、連絡がほとんど取れなくなっている弟がいるだけなので、気持ちはわからなくもないですが、知り合ってからまだ一年と経っていないのに、もうそんな話までしていることに驚きました。

2021年9月29日水曜日

食欲がない

娘は、今日もあまり食欲がありませんでした。それでも、外に出てうろうろしていたようです。

アメリカ在住の私のいとことよく話をしているようで、私の妹などには話していない事情などを詳しく聞き出していました。無防備な構えで、相手に警戒心を持たせないのだろうと思います。

2021年9月28日火曜日

すでに危うい単位取得

今日は、娘は、朝からいったん目を覚ましていたようですが、朝食には起きてこず、私が仕事に出かけるときに声を掛けても返事はありませんでした。家に戻ったときも同様で、夕方になってやっと返事が返ってきました。今日は授業の日でしたが、たぶん参加していなかったと思います。夕食は、また食欲がなくなっていました。

食後もすぐに自室にこもっていましたが、夜になって居間に下りてきて、何か英文のメモを書き始めました。

現在、二つ単位を登録しているけど、すでに単位が危ういと感じているようで、いますぐあきらめるか、期限ぎりぎりまで粘ってみるか、どちらがいいか意見を聞きたいとのことでした。

私としては、これまでの様子と現在の様子を見る限り、単位が取れそうには見えないので、いったんやめるのも一つの選択肢だろうと伝えました。

娘は、ワーホリに切り替えるということも考えているようでしたが、抽選があり、登録期間のこともあるので、すぐにそうすることはできないでしょう。

日本でも、高卒で何の資格もない状態では、ちゃんとした仕事が見つかる訳ではないということは分かっているようです。

また、友人と過ごす時間が長すぎたことも、自覚はしているようで、今後はそれを最小限にしたいとも言っていました。

幸い、月末には精神科医の予約が取れているので、相談に乗ってもらうことはできるでしょう。

2021年9月27日月曜日

バス

娘は、今日は外から一人でバスで帰ってきました。最初予定していたバスに乗り遅れ、だいぶ帰りは遅くなってしまいました。

今日何をしていたかは話しませんでしたが、いつもの所ではなかったようです。

夕食は普通に食べました。夜は早めに寝たようです。

2021年9月26日日曜日

年齢

娘は、今日は朝から機嫌が悪そうでした。この調子だと、勉強は進みそうにないと思っていたら、案の定、夕方まで、また別の友人と会っていたようでした。中学校の頃からの友人で、病気でなかなか学業も思うように進んでいなかったようですが、実習に行った私立の学校に、実習中に就職が決まったそうです。

そういえば、娘は、一般的な大学4年生と同じ年齢なのでした。いつの間にか、そんな歳になっていたのだと、改めて思いました。

夕食は、いつもより多いくらい食べました。お昼がおにぎり1個で、足りなかったようです。食欲は十分出てきたので、回復傾向は間違いないと思いますが、勉強のやる気はなかなか出てこないようです。

2021年9月25日土曜日

わらしべ長者

娘は、今週提出する課題があったようですが、先生に話して、期限を遅らせてもらったようです。

今日は、子ども食堂の手伝いに行き、わらしべ長者を実践したと言っていました。

食堂では、手伝ったお礼に、食事を食べさせてもらった上に、そこで配っていたレトルトのもつ鍋セットをもらったそうです。それを、駅前のショッピングモールで香水瓶を売っている友人にあげて、替わりにお菓子をもらってきたとのこと。

その友人からは、就職の際には、ボストンでやっているキャリアフェアがよかったという話を聞いてきていました。ボストンには親類がいて、ぜひ遊びに来るように言われているのですが、1年後か2年後、就職するときに、それに参加するのを兼ねて訪ねればいいと思っているようです。

私は、卒業できるかどうかおぼつかないと思っていますが、本人は卒業する気でいることは確かなようです。

2021年9月24日金曜日

勘違い

娘は、今日は朝から授業だと準備をしていましたが、予定が変更になっており、金曜日の授業は今後もなくなっていたそうです。変更になったという通知を見過ごしていたのでしょう。

それでやる気を削がれ、友人に電話して、一日一緒に街をうろうろしていたそうです。夕方は、その友人と、郊外の海岸に夕日を見に行くという連絡が来て、その後すぐ、迎えにきてほしいと言ってきました。

便数は少ないものの、バスもあったようですが、それで帰るとずいぶん遅くなってしまったでしょう。車でもだいぶ遅くなったので、夕食は冷凍のもので簡単に済ませました。

夕食後、自分の発達障害のことを、著者が漫画で紹介している本を取り出し、自分に当てはまるところを読んでほしいと言ってきました。解説は、ちょうど今かかっている精神科医の先生が書いていました。

私の知人の子どもが発達障害であることを伝えていたのですが、その人にもぜひ贈ってほしいと言っていました。

2021年9月23日木曜日

新しい友人

娘は、今朝は比較的元気だったので、朝から一緒に墓参りにいきました。その後は家でゆっくりすると言っていました。でも、結局調子がよくなったのか、外に出て、夕方まで勉強していたようです。

気分転換に、貸しオフィスの近くのショッピングモールに行き、そこで、エジプト産の香水瓶を売っていた人と友だちになったそうです。

その人は、ハワイの短大から、カリフォルニア大学に進んだそうですが、その後、個人でその瓶を原産国の職人から直接輸入し、販売するという仕事をするようになったようです。娘は、学校のことも、今の仕事のことにも興味があると言っていました。

夕食は割合普通に食べ、その後は寝ていましたが、いつもくらいの時間にまた起き出し、寝る準備をして、本格的に就寝したようです。明日は、朝から授業だと言っていました。

2021年9月22日水曜日

逆戻り

ほとんど普通の健康状態に戻ったようだと楽観していたら、昨日は逆戻りでした。娘は、朝から起きたものの、その後は出かけもせずに終日家で寝ていたようです。

食欲も極端に落ち、夕食後も寝ていました。夜遅く、寝る前になって起き出してきて、少し私と話をしました。過去の友人関係の困難など。今までに聞いた話の繰り返しでしたが、そういう話をしても、母親は、途中でさえぎって、気にしすぎだと相手にしてくれなかったそうです。私の妹は、話は聞いてくれるが、やはり、気にしすぎと言われてしまったようです。

私も、他人の意図をあれこれ詮索しても真意は分からないので、結論はほぼ同じなのですが、どうしてそうなのか、理由を言ってくれるだけましだというのが、娘の判断でした。

今日は、午前中は外に出ていましたが、調子が悪くなったようで、昼過ぎに仕事が終わった私が、帰りに娘を拾って家に戻りました。

夕食は、少し食欲も回復していました。今日も、ほとんど自室に籠もっているので、どうしているのか分かりません。

週末にかけて、課題の提出などが続くと言っていたので、そのプレッシャーによる変調かもしれないと思いました。この学期も単位が取れなければ、今後の方針について考え直した方がいいのかもしれません。当面は様子を見るしかありませんが。

2021年9月20日月曜日

ギター演奏会

今日は、娘は、朝からいつもの貸しオフィスに出かけました。昼過ぎに合流し、これまた娘が噂を聞いてきたカフェで昼食をとり、午後からはギターの演奏会を聴きに行きました。

私の地元では有数の観光地にほど近い裏通りで若い夫婦がやっている、10席ほどの小さなカフェでしたが、バターにこだわったトーストやスコーンがあり、コーヒーの選択肢もたくさんありました。

演奏会は、その近くの公民館で行われました。最大35席という小規模なものでしたが、ギターという楽器の性格上、そういう規模の方が似合っているように思いました。娘は、例によって、会場の関係者や、演奏家にも話しかけ、いろんなことを聞き出していました。

プロの演奏家に対して、初歩的な、素朴な疑問を投げかけていて、そこはなかなか見所があるじゃないかと思いました。娘によれば、いろんな人に話をしているのは、自分が興味のあることをただ聞いているだけなのだそうです。

会場には子連れの客が一人だけいましたが、私の世代くらいの人が多く、若い聴衆の姿はありませんでした。

その演奏家は、上達の秘訣は、いいギターを買うことだと思うと言っていましたが、会場で展示販売をしている主宰者に多少気を使った発言だったかもしれません。

2021年9月19日日曜日

彼岸花

ちょうど彼岸花が咲いている時期なので、今日は、朝から娘と郊外にドライブに行きました。畑にならない小さな丘一面に彼岸花を植えているところに行きましたが、連休中日ということも相まって、写真を撮りに来ている人が結構いました。

そのあたりの田んぼのあぜ道にもずっと咲いていて、しばらく散歩しました。途中、娘は、いろんな人に話しかけ、話し込んでいました。田んぼのあぜ道では、草刈りをしている人にまで声を掛けていました。

実際にその様子を見ていると、手当たり次第と言っていいくらい、出会った人に話しかけているようにも見えました。

その近くの海岸に、娘が行きたいと言っていたカフェがあり、そこで昼食を取った後、今日娘が出会った人の一人から聞き出した、近くの、山上の公園に行きました。

曲がりくねった細い林道を上ると、突然視界が開け、海岸線の入り組んだ海や、遠くの山々が見えました。台風一過の晴天で、遠くまで見通すことができました。

その後、いったん家に戻り、夕方は、娘一人で、ギター演奏に関する講演会を聞きに行きました。話は難しくてよく分からなかったそうです。参加者は、関係者が多く、ほとんどが高齢だったと言っていました。明日、同じ場所でコンサートがあり、それには私も一緒に行くことにしています。

2021年9月18日土曜日

新しい友人

今日も娘は割合早めの時間から出かけました。今日も、いろんな年齢層の人とおしゃべりしたようですが、新たに地元の大学生と友だちになったと言っていました。

プロテスタントの教会がやっている子ども食堂にも行ったらしく、そこの牧師の名刺を持ち帰ってきていました。

先日のカウンセリングのときには、よくいろんな人と話せることについて、話しやすい人を見つけるのが得意なのだろうと言われたと言っていました。

また、そうなった理由の一つとしては、留学先では、誰でも気さくに話しかけてくることを挙げていました。

こういう現状にあるとき、部屋に引きこもっている状態は想像もできません。しかし、これがいつまで続くのだろうと思ってしまいます。

2021年9月17日金曜日

台風

昨日、娘は、最近知り合いになった知人に勧められて、アフタヌーンティーを飲めるというカフェに行ったそうです。郊外のやや辺鄙なところにあって、その人の車で連れて行ってもらったそうです。

本格的なアフタヌーンティーが出されたようで、本人はいたって満足していました。その知人というのは、少し前に、娘がかなり値段の張るティーバッグを買ってきたその紅茶屋さんだったようです。

夕方までとても元気でしたが、食後、トレーニング用のバイクで軽い運動を始めようとしたところで突然気分が悪くなっていました。吐き気をもようしたようで、こんなに気分が悪いのは久しぶりと言っていました。少し収まってから、気分転換に私の妹に電話していました。

今日は、台風が近づいて、終日荒天が続く予報でしたが、朝から、いつもの貸しオフィスに出かけて行きました。昨日のように調子を崩すことはありませんでしたが、夜は早めに休みました。

2021年9月15日水曜日

墓参

昨日、娘は、朝から、急に授業の時間が変更になったとぼやいていました。明日の予定が今日になって、今日勉強するつもりだった自分の計画が台なしになったと言っていました。

参加してみると、急な変更だったせいか、最初は自分だけ、その後やっと3人まで増えたそうです。人数が少なかったので、遠慮なく質問できたし、前にも話していたこともあって、先生が自分のことをちゃんと認識してくれていたことがわかったようで、結果オーライだったようでした。

午後、私が帰宅すると、アメリカに住む私のいとことテレビ電話で話をしていました。2~3時間は話したようです。この夏、その人の父親の初盆で、その前後から頻繁にやり取りをするようになったのですが、ちょうど今日が、その人の母親の命日だということで、娘は墓参りに行くことにしてくれました。

そのいとこは、看護師をしていて、さらに医療関係の資格をいろいろ取って、向こうでアメリカ人の医者と結婚したのですが、精神科が専門だったようで、病気と治療のこともいろいろ相談していました。亡くなったご主人は行動療法の医者だったようで、カウンセラーにあまり頼りすぎない方がいいというアドバイスを受けていました。

また、その人と話をしたことで、自分の将来の可能性の一つとして、医療通訳の仕事があると思いついたようでした。

それを聞いた私は、以前、娘がそういう専門の学校の体験入学に行き、周りは全部看護師の人だったと言っていたことを思い出しました。あらかじめそういう専門があった上での学校ということになると、娘がそういう進路を選ぶ余地はありません。そのことを忘れていたのかどうか、その点を指摘したら、ただ可能性の一つとして思いついただけだと言っていました。

私としては、娘の可能性を潰すつもりはないのですが、カレッジを卒業できるかどうかも怪しい状況で、変な色気を出さないでほしいと強く感じていました。しつこく追求したので、それは分かったかもしれません。


今日は、墓参だから服は黒にしてみたと言っていました。

墓参の帰りには、老舗の楽器店や、雑貨屋を見つけて立ち寄り、店の人といろいろ話をしてきたようです。どちらもユニークな商売をやっているようで、冷やかしで入ってそんな話を聞き出してくるところに感心しました。

2021年9月13日月曜日

図書館

コロナ対策で閉館していた図書館が、今日から再開されたため、娘は朝から図書館に行ったそうです。そこで借りた本を読み終わったということで、夕方図書館に行きたいと連絡してきました。

貸しオフィスの下で娘を拾い、市立図書館へ。久しぶりの開館なので、人はかなり入っていました。

体調はほぼ戻ったかと思ったら、夕食後、調子が悪いと訴えてきました。食欲はありましたし、他の症状は出ていないので、薬をもらって様子を見ることにしました。

2021年9月12日日曜日

生物の教科書

生物の先生が、とても変わった経歴の持ち主らしいです。フィールドワークが専門らしいので、さもありなんと思いますが、どんな授業になるのでしょうか。

生物学の教科書は、とても大きくて、百科事典の1冊分くらいあります。さらに、その半分くらいの厚さの補助的なテキストもあります。娘は、それをリュックに詰めて外へ勉強に出かけました。今まで使っていたのより、一回り大きなリュックです。

それくらいではへこたれないくらい回復してきたようです。食欲もまったく普通。たぶん、中間テストまでは大丈夫なんだろうと思います。

2021年9月11日土曜日

サッカー観戦

今日は、娘は、夕方、地元のサッカーチームの試合を見に出かけていきました。最近知り合った友人がサッカーファンで、一緒に観戦するのを約束していたそうです。

現地集合で、列車に乗って行かなければならない場所ですが、駅にいた、明らかにサポーターと分かるおばさん達に話しかけ、行き方を確認し、向こうの駅で降りた後は、近道を教えてもらったそうです。

帰りは、そこで知り合った人に、駅まで送ってもらい、そこまで私が迎えに行きました。時間は結構遅くて、自宅の近所まで来るバスの最終便には間に合わないらしかったのでした。

とても楽しかったようですが、一方、人が多いのと、今は感染対策で声を出さないことになっていますが、声を出すようになったら、とてもうるさくなるので、自分にはサッカー観戦は向いていないと言っていました。

2021年9月10日金曜日

経済学の授業

今日は、娘は、朝から2時間授業でした。経済学に数学をどのように使うかという話が延々と続いて、大変だったようです。数学と言っても、2次関数くらいまでしか使わないそうですし、本質的な考え方が分かればよいということのようです。

その後出かけて、貸しオフィスで夕方まで過ごしたようです。

食欲も普通になりました。このところ、何を作ってもほとんど手を付けないので、いつもおかずが余っていたのですが、やっとなくなるようになってきました。食後は、早めに寝てしまいました。どうやら起き出しては来ないようです。

2021年9月9日木曜日

回復の自覚

今日も、娘は朝から起き出し、終日外に出ていたようです。食欲も普通になってきて、自分でもだいぶ良くなったようだと言っていました。

夕食後は、数時間寝ていましたが、どうやら今日のうちにシャワーを浴びるようです。やれやれ。

2021年9月8日水曜日

授業スタート

今日から娘の大学の授業が始まりました。無難なスタートだったようですが、間違ってオプションとなっている教科書を買ってしまったと言っていました。

昼間、海外在住の私のいとこと、電話で話したそうです。ずいぶんいろいろな話をしたようです。

夕食はまた食欲が回復していました。

2021年9月7日火曜日

生物学

そういえば、娘は、自分の症状のことについて医者に相談したとき、勉強しすぎと言われたと言っていました。心理学を学んでいるので関連することも多く出てくると思いますが、心理学の先生からは、心理学を勉強すると、すべて自分にあてはまるように感じられても、実際はそうでないことが多いから注意するようにと言われていたそうです。

今朝は、取りたかった生物学の授業の順番が回ってきたと喜んでいました。単位の登録は先着順で、定員を超えた分は、キャンセル待ちのような制度になっていて、他の学生が別の授業に変わると取れるようになるという仕組みです。日本時間の今日の夕方まで変更が可能だったようです。いよいよ授業が始まります。

今日は早起きし、夕方までいつもの貸しオフィスに行っていたようです。食欲はあまりなくて、早々に寝てしまいました。

2021年9月6日月曜日

買い物

今日は、娘は少し持ち直したようで、私の仕事が終わってから買い物に行きたいと言い出しました。

自分の部屋を片付けたり、大事な物を整理して置いておくための収納ボックスなどを買ってきました。いろいろなものの行方が分からなくなるという「症状」への対処を考えているようです。

それから、昨晩から言っていたのですが、パンプキンパイを作りたいので、その材料を買うということでした。

買い物をして家に戻ったら、疲れてパイを焼くどころではなくなったらしく、作るのは私に任せたと言って、寝てしまいました。

夜には、自分が直前にシャワーを浴びたかどうか分からなくなったと言い出し、これも症状だろうかと自問していました。もの忘れは誰にでもよくあることだろうけど、心配なら医者に相談してみてもいいかもしれないと答えておきました。

実のところ、娘の行動のどこまでが普通の状態を逸脱した症状と言えるのか、よく分かりません。

昔から奇数にこだわりがあって、食事を摂るとき、例えば刺身を食べるのも奇数がいいのだそうです。小さい頃からだそうで、ガードレールの柱と柱の間も、奇数の歩数で歩くようにしていたと言っていました。

これらは、自閉症的なこだわりが自分のどこにあるか考えて探したもののようですが、これくらいのことが症状なのかどうなのか、これもよく分かりません。

2021年9月5日日曜日

反動

昨日の流れから、今日はいささか難しいだろうと予想していましたが、案の定、朝起きたときから娘は機嫌が悪く、回復していた食欲も一気になくなってしまいました。

それでも昼間は少し外出したようでした。夜もまた、食欲はなく、早めに寝てしまいました。明後日くらいから学校が始まるので、それまでに少し持ち直せばよいのですが。

2021年9月4日土曜日

双極性の障害

今日は、娘は、朝から外出し、一日中人と話していたそうです。カフェで知り合った人や、そこに来ていた人、小さな書店に来ていた客など。街から離れたアフタヌーンティーを出す店に連れて行ってもらう約束をしたとも言っていました。

昨日、私ともよく話をしていて、実のところ、私は少しうるさく感じていました。よく行くカフェの店長のインスタライブを見せられたときは、それには興味がないと突き放したこともあったのですが、若干躁状態にあるのかもしれないと思っていました。

今日は、昨日見つけたと言っていた水出し用の紅茶ティーバッグを買ってきていました。それが、ティーバッグ3つで500円。それを2つ買ってきていました。

最近、お金の使い方もやや激しいように感じていたので、小遣いを何に使ってもいいけど、小遣いの額と比べて(日本にいるときは、月2万円を小遣いにしています。)その買い物は高すぎるだろうという話をしました。

その小遣いでは、カフェでコーヒーを飲んだら、1日分が終わるだろうと言ったら、モーニングコーヒーは200円なのだと言っていました。そのために朝から早めに出て行っていたのだと分かりました。それにしても、月2万円を1日あたりにすると、小遣いはせいぜい500~600円となり、朝から200円使ったら、もうカフェで食事はできないと指摘すると、毎日そうしている訳ではないと言いました。

お金の使い方については、自分でも思うところがあったらしく、精神科医に相談したら、双極性の障害の可能性もあると言われていたそうです。

小遣いは小分けにしてもらいたいとも言っていましたが、自分で収入と支出を管理できなければ、一人では生活できなくなるので、そこは何とか自分でやるようにしてほしいと伝えました。いいやり方はないかと言うので、使っていいお金を1日500円と決めたらどうかと提案しました。

その後、母親が、離婚後高額な30年のローンを組んで家を買ったことや、高い酒の瓶が家にたくさんあったこと、総じて母親の金遣いが荒かったことなどを話し始めました。

母親の話から、好きでもない部活動を無理矢理やらされたこと、祖父母や伯母、担任、カウンセラーまでもが母親の味方しかしなかったことなど、過去のことをたくさん話しました。身近な人の中で、祖父が一番頑固だったが、いつの間にか、そうした人たちの中での権力関係が変わり、母親が一番になっていたという見立てをしていました。

結婚した姉が最近出産したのですが、姉との関係についてもたくさん話してくれました。姉は、年齢が高い分、母親からいろいろな話を聞かされて、相当母親に影響されているようだとも言っていました。

高校の頃アルバイトして稼いだお金は、全部使ってしまっていたことなど、初めて聞いた話も多く、私は娘への理解が進んだと思いましたが、病は、予想よりもやっかいなものであるだろうことも分かりました。

2021年9月3日金曜日

回復傾向、今後の学校

8月27日になってやっと天気が回復し、娘と私の船で、世界遺産の教会がある小さな二つの離島に出かけました。最初の夜に釣りをしてみたら、小さな魚が釣れ、娘はとても喜んでいました。

二日目に行ったのは無人島で、きれいな浜があります。そこで娘にシュノーケルの使い方を教えたら、いたく気に入ったらしくて、自分で浜の端から端まで泳いで往復していました。

港から浜までは、峠を一つ越えなければならず、結構な距離があったのですが、娘は、往路は写真を撮りながら、復路はカートに載せた荷物を引きながら元気に歩いていました。海では、トコブシやミナが採れて、夜、ゆでて食べました。

ポリタンクの水を使った簡易シャワーを浴び、暑い船内の狭いベッドで寝るというような生活ですが、幼い頃から経験しているので、娘はそれには抵抗がなかったようです。3日間のアウトドア生活で、食欲も出たし、目に見えて元気になりました。

家に戻った翌日は、疲れてごろごろしていましたが、その翌日からは、また毎日出かけて行っていました。例によって、カフェ巡り。

気分の落ち込みも、まったくなくなった訳ではありませんが、訴えはずいぶん少なくなりました。

今日は、私の仕事は休みで、娘の見たい展覧会があったので、一緒に出かけました。その後、娘の開拓したカフェレストランで食事。

コーヒーを蒸気の熱で自家焙煎している店で、娘は、そこの店員さんと熱心に話をしていました。その後、買い物に行って自宅に戻りました。

帰り道で、娘が、大学の相談員から届いた連絡について話していたので、結局どうするつもりか聞いたら、取りあえずカレッジの卒業を目指すこと、そのためになるべく卒業しやすいコースに変更することなどを話していました。

単位を三つ以上取らないとフルタイムの学生とは見なされないらしいですが、二つでもビザはおりるらしく、9月からの学期は無理せず二つ取ることにするようです。

将来的には、現地での就職も選択肢に入れながら、日本に戻ることもあり得るという、現実的な判断をしているようでした。