2019年8月30日金曜日

夏休み

娘の夏休みが8月後半の2週間ほどで、それにあわせて一緒に旅行をしました。娘の立ち居振る舞いは、言葉も含めて、かの国にすっかりなじんできて、生活する上での不安はまったくなさそうに思えました。

娘がこれから当分の間暮らすことになる国を、娘自身にもよく見せたいと思って計画を立てたのでしたが、その分ちょっと欲張った計画になり、私の方がやや疲れてしまいました。

都会にも行き、田舎にも行ったのですが、娘同様、私も田舎の方が肌に合うと感じていました。国全体がのんびりした印象でしたが、特に田舎の方では、親切でていねいな人が多く、過ごしやすい場所だと感じました。

今後の予定を聞いたら、正月休みのところでは今のところ帰国する予定はないそうで、これも、帰らなくてもいいくらいに生活に慣れたのだろうと思い、ほっとしているところです。

旅の終わり頃から、秋学期の単位登録が始まって、限られた枠の中で何を選択するかいろいろ悩んでいましたが、オンライン授業の科目がうまく取れて、最終的には思うように登録ができたようです。

専攻に関しては、心理学か言語学を考えているようですが、次の学期に言語学の授業を受けてみてから結論を出すそうです。

2019年8月12日月曜日

ホームステイ費用の値上げ

昨年少し値上がりしたところだったのですが、また9月から値上げになるそうです。

中国資本が不動産を買いあさるために、不動産価格が高騰。そのためホストファミリーへの家賃分も値上げせざるを得ないらしいです。

まだ予算を脅かすほどの値上げではありませんが、この傾向はまだ続きそうで、あまり嬉しくありません。

2019年8月4日日曜日

夏学期終了

先週で、娘の最初の学期が終了しました。まだ最終試験が残っていますが、これからの2週間でゆっくりやるので、何とかなるでしょう。

すでに出た点数は、写真が80点、英語の課題で出した作文は、下書きがマイナス2点(冠詞が2箇所抜けていたらしい)と、まずまずの出来だったようです。

授業が終わってだいぶ余裕ができたようで、試験の後に予定している旅行の話なども具体的にすることができました。


母方の祖父が病気になったらしくて、そのことに起因するできごとで、ちょっと不安定な気持ちになったりしたようですが、自分で何とかすると思っているようです。

このことになると、私の方が冷静ではなくなってしまって、娘の判断に任せると言わず、思わず口を挟むような意見を言ってしまいました。

娘が母親との関係でいろいろ困っていたとき、100%母親の味方だけをしてきた周辺の人たちが、今さら何を言うのだと、私は思ってしまいます。

2019年7月22日月曜日

中間テスト

先週は、midterm と呼んでいる中間テストがあったそうです。中間テストは何度もあって、テストだらけという印象を受けています。

あと2週間で今学期の授業は終わり、その後、最終テストです。

本人は、気分は上がったり下がったりだと言っていましたが、それでも何とか最初の学期は終わりそうなので、ほっとしているところです。

4年制への編入のための単位について、今開かれている英語の講座が、希望する大学の必修にならないことに気づいたそうです。その点をどのように解決していくのか、今のところまだ分かっていないようです。場合によっては他の大学で単位を取るといったことが必要になるのかもしれません。

最終テストが終わったら、一緒に旅行をする予定にしていて、今は、それを楽しみにしながら頑張っているようでした。

2019年7月7日日曜日

成績

前半で終わったフランス語の成績が出たそうです。同じグループになったメンバーが仕事をせず、グループワークの内容が悲惨だったので、かなり悪い成績だと思っていたようですが、実際は80点だったとか。どこが評価されたのか、詳細を聞いてみたいと言っていました。

週末は、またボランティアに行って過ごしたそうです。毎週のようにどこかに行っているようです。今回は、コスプレイベントだったそうです。

ボランティアに参加すると、学校で出会うのとはまた違う、いろいろな人と知り合いになれるようです。

2019年7月2日火曜日

単位登録

娘の大学の、9月学期の単位登録があって、今回は、最初のときのような苦労はなかったようです。

3年目からの大学編入のことを考えながら、取らなければならない単位もだいぶはっきりしてきたようです。

授業は、朝は8時半からスタートし、夜の授業や、ネットで受講するものもあって、取ろうと思えばたくさん取れそうですが、3~4科目くらいがせいぜいだと言っていました。もっとも、1科目で1時間というわけではなくて、時間数の多い英語は週4時間あるそうです。

週末には、別のボランティアに参加するためのオリエンテーションがあるそうです。

2019年6月23日日曜日

ボランティア

娘とは、いつもは娘のところの金曜の夜の時間に話をしていたのですが、今日は、土曜の夜の時間に話をしました。

土曜日には、LGBTのイベントでボランティアをしたそうです。なかなか楽しいイベントで、参加の人たちもとてもフレンドリーだったと言っていました。

次の週末には、9月からの次の学期の科目登録が始まるそうです。専攻は、心理学か言語学あたりを考えているようですが、どちらにしても、前提として取る科目は共通のものが多いそうです。

2年間のカレッジの課程の後に進む4年制の大学の選択も、いろいろ考えるところがあるようです。大学によって学費が大きく違うのですが、経済的な理由であきらめるようなことがないように、そこは何とかすると伝えています。

2019年6月18日火曜日

前半終了

娘の最初の学期の前半が終了しました。

このところ、電話をしていなかったのですが、勉強が忙しくて、電話どころではなかったようです。

中間テストのようなものがあり、科目によっては前半で終了ということで、後半は少し楽になるようです。

前半で終わるのはフランス語。同じクラスのメンバーと打ち上げに行くと言っていました。

2019年6月10日月曜日

卒業式

娘が行った大学附属の語学学校では、1年に1回、卒業式的なセレモニーが行われるそうです。

娘も参加。出席者に紹介され、記念品と花をもらったそうです。語学学校でお世話になった先生に、現在の様子も報告できて、少しやる気が増えたようです。

大学での勉学を進めていくのは、当然ですが語学学校よりも困難さが増して、なかなか大変な様子。意欲を持続させることが大切なようですが、がんばりすぎで失速するのは自分でも自覚していて、何とか自分でコントロールしながらやっているようです。

2019年5月26日日曜日

中間テスト

娘が取っている授業で、フランス語の中間テストまで何とか到達したようです。学期の半分で終了する単位で、毎日授業があるのですが、かなり忙しそうです。

書く方は何とかなっているようですが、話すのは難しいと言っていました。

就職や、市民権や永住権を取得するための方法を解説してくれるセミナーにも参加したそうです。どんな仕事でも、管理職的な立場であれば、可能性が出てくるようです。特殊な技能があればもちろんですが、会社からこの人がほしいと言ってもらえれば、それも有利な条件になるそうです。コネ社会だという解説があったとか。

就職に関しては、文科系はやはり厳しいようで、理系にするか、文系でも学士だけではなくそれ以上の学歴が求められることが多いようです。

入るときは、あまり多くを望んでいなかったのですが、現実に卒業後のことを考えると、なかなか難しい問題もあるようです。

2019年5月13日月曜日

授業1週間

娘は、何とか最初の1週間を乗り切ったようです。

いざ始まってみると、学生の中には、教科書を持たず、もちろんあらかじめ示された課題などまったく気にせず出席している者も少なくなかったようです。語学学校のときも同様。学生がそれほど積極的でないのも、どこかの国と同様。

それから、当然ながら、最終試験が同じ時期に固めて行われるのですが、レポートも出さなければならず、そのときの時間のやりくりがうまくできるかどうか、娘は気にしていました。

他の多数の学生の参加の姿勢のおおらかさからすると、あまり心配しなくてもいいのではないかと思ったりもしますが、「適当にやっとけば」とは親の口からはいいにくい気がします。

娘は、自らマイペースでやるとは言っているのですが、一方で心配性のところはなかなか消えないようです。

2019年5月7日火曜日

授業の開始

今週から娘の大学の授業が始まりました。始まった日に、ウェイティングだった単位の一つが取れるようになって、結果、最初に考えていた第一希望の単位がみんな取れることになったそうです。

最初の週は、登録単位の変更も可能だそうです。

2019年4月29日月曜日

単位登録

続けて、心理学の単位も履修できるようになって、ほぼ娘が最初に考えていた計画通りの単位を取ることができるようになったそうです。やれやれ。

2019年4月28日日曜日

単位登録(最終)

娘の学校で、新入生のためのオリエンテーションがあったそうです。参加者の9割くらいがインド人の学生だったと驚いていました。最近、急激にインドからの留学生が増えているようです。おそらく、中国同様、経済成長が著しいことの反映なのでしょう。

予告されていた通り、いくつか新たに講座が開設されて、最初に希望していたフランス語が取れるようになったそうです。ただ、それは学期の前半だけ授業で、後半は同じ時間帯に開かれている東洋美術史を取ることにしたそうです。

取得する単位数によって支払う学費も増えるため、十数万円が新たに必要ですが、早めに多く単位を取っておいて悪いことはないでしょう。ちなみに、こうした作業はオンラインで行い、支払もクレジットカードを利用することになっているようです。

何より、ほとんど希望する教科が取れず、会計学なんかに登録していた状態から、希望の教科に移れたのでほっとしています。

2019年4月27日土曜日

小旅行

娘は、昨日、早起きして小旅行に出かけたそうです。フェリーを降りて、最終目的地へ向かうバスで、日本人と知り合いになったそうです。何でも、現金を全く持っておらず、バス代が払えなかったとか。

看護師と助産婦をしている人で、娘が、ワーキングホリデイで来ている日本人の看護師とよく出会うと言ったら、それはよく分かると言っていたそうです。看護師を数年やると、別の病院に移るとか、海外に行くとか、あるいは結婚するとかする人が多いらしいです。

それだけ大変な仕事だろうし、また、辞めても次の仕事がいつでも見つかるという強みのある仕事でもあるのでしょう。

その人は、仕事の合間を縫って、翻訳者向けの英語の専門学校に通っているそうです。翻訳を仕事にしようというのではなくて、厳しい語学学校を探したらそこになったということでした。

海外に出て行く若者が減っているという話をどこかで聞いたことがありますが、こういう風にたくましく生きている人も、まだたくさんいるようです。

2019年4月12日金曜日

単位登録

会計学の単位の登録ができたそうです。それから、数学のウェイティングリストの順位があがって、それも取れそうだとのこと。

取りあえず、学生ビザの最低条件はクリアできそうです。できなければ、他大学での単位取得も考えていたのですが、そこまでしなくてもよさそうです。

後は、できるなら希望の科目がもう一つくらい取れればいいのですが、どうなるでしょうか。

2019年4月9日火曜日

出発

娘は、今日、留学先に戻りました。

帰りに持ってきたバッグでは間に合わず、リュックを一つ追加したりして、出発間際まで荷造りをしていました。が、重さを量ると、リミットの23kgを超えていたので、一部荷物を減らすことになりました。

レトルトのおかゆや、シャンプーなどの消耗品を買い込んでいましたが、全部は持って行けませんでした。高い送料を使ってまで送るのは不経済なので、次に私が行くときか、娘が帰ってくるときに持っていくことにしました。

平日だということで油断していたら、空港はかなりの混雑でした。留学先発の往復チケットで、帰りの便なのに、空港のカウンターではしばらく止められてしまいました。

前にも同じ航空会社で似たようなことが起こったのですが、地方空港で、10代の国際線乗り継ぎという例はそんなに多くないのか、出発の条件についての職員の理解が不十分であるように思いました。

2019年4月8日月曜日

わがまま

娘が最近少しわがままな発言をするようになりました。

例えば、食事ににぎり寿司を作って出したことがあるのですが、娘は、刺身とご飯を別々に食べる方が好きだというのです。

また、昨日は、朝食に野菜サンドを作っていたのですが、ご飯が食べたいと言って、それは食べませんでした。

私は、やっとわがままが言えるくらいに、娘がリラックスして生活するようになったのだと思いました。今までは、娘は私に遠慮して自分の希望をはっきりとは言ってなかったと思います。私のやり方に、常に合わせてくれていたと感じています。ここまで来るのに5年半ほどかかりました。

あわせて、このブログも、そんなに長い期間書いてきたんだと、改めて思いました。

娘が自分の好みや意見をはっきり表現するようになったのは、あるいは、外国での生活習慣が習い性になったという側面があるのかもしれませんね。

2019年4月7日日曜日

選挙

昨日から、また島へ出かけていました。先週の島よりもずっと小さいところでしたが、小高い丘の上にある古い教会堂を訪ね、その先の急峻な崖の下にある海岸まで散歩しました。

家に帰ってから、かなり疲れてはいたのですが、市民の義務を果たすべく、私と一緒に近所の投票所に行き、投票をすませました。娘は19歳になったところですが、18歳になった直後から留学を始めていたため、今回が初めての選挙となりました。

2019年4月4日木曜日

再登録の可能性

娘の大学の単位登録の状況があまりにもひどいものだったので、クラスを増やして再登録できる可能性が出てきたようです。

まだ詳細は分かりませんが、最低、学生ビザの条件はクリアさせてほしいし、できれば自分の希望する科目を取れるようにしてほしいものだと思っています。

何しろ、キャンセル待ちで一番順位が低い科目が会計学だったそうで、実際の所、娘が勉強したいと思っている分野には何の関係もありませんから。

2019年4月3日水曜日

カウンセリング

娘は、留学エージェントの担当カウンセラーと話をしたそうです。

診断書翻訳の件は、そういうことを専門とする人が留学先の国にはいるらしくて、そこに当たってみるとのことだったそうです。

単位の登録については、その人が担当する別の学生は、まだ一つもちゃんと登録できていないということで、その人は場合によっては次の9月学期からのスタートになるかもしれないということでした。

娘の場合は、別の学校で履修することのできる単位がないかどうか探してみるとのことでした。いずれにしても、4科目以上履修することが、学生ビザ取得の条件なので、何とかしなければなりません。

どのような原因かは分かりませんが、娘の大学の、今年5月スタートの学期の単位登録は、例年以上に厳しかったようです。

2019年4月2日火曜日

診断書翻訳・花見

以前、渡航やビザ取得のために戸籍を翻訳してもらいましたが、医師の診断書の翻訳の見積もりをいくつかの業者に依頼しました。すると、どこの店からも、専門的すぎて対応できないという理由で断られてしまいました。

娘とも話したのですが、日本語の診断書を持っていって日本語対応の窓口に直接相談するか、医療関係の翻訳を専門とする人を向こうで探す方が現実的だろうという結論になりました。


娘は、友人と花見に出かけました。私は少し早起きして娘の弁当を作りました。夕方は、娘は別の友人と食事。みんな春休みの早い時期の方が時間があるようです。

2019年4月1日月曜日

診断書・婦人科の受診

手術した病院で娘の診断書をもらい、元々かかっていた婦人科の病院へも行きました。

その婦人科の医者に、ほっておくと重篤になる病気を早期に発見してもらったわけで、感謝の念を伝えておきました。それをねらって検査したわけではないので偶然なのだと言いつつも、医者も嬉しそうでした。

2019年3月29日金曜日

単位登録・診察

娘の単位登録の時間が、朝8時~9時で、診察の予約が9時だったので、早めに病院に行き、受付を待ちながら娘は単位の登録作業をしていました。

4科目登録するのに、一つだけは希望のものに入れたものの、他はウエイティングリストに載るのがやっとだったようです。しばらく経ってから最終調整があるようですが、それまではどうなるのか分かりません。

新入生は、後からの登録になるので、思うように単位が取れないのが現実のようです。新入生枠でも設けてもらわないと厳しいです。


最後の診察では、2度目の手術で摘出した部位を検査したところ、特におかしなものは出てこなかったと言われました。学生生活を楽しんでもらうことが一番だが、検査を忘れないようにしてほしいとのことでした。

たぶん、忘れないとは思いますが、問い合わせの返事がまだ来ていないところをみると、検査を続けることはあまり容易ではないかもしれません。

2019年3月28日木曜日

単位登録

娘の大学の単位登録が始まっています。ただし、在学中の学生が先にやって、新入生は後になるそうです。

娘が一番取りたい単位については、すでに定員を超えた希望者がいて、取るのは無理なようです。それ以外で、空いていそうな四つの授業を探したようですが、明日の朝からオンラインで登録することになっていて、果たしてうまくいくのかどうか。

ちなみに、在学中の学生については、成績順の登録になっているそうです。

2019年3月21日木曜日

退院

娘は、月曜日に手術をし、今日退院となりました。手術は1時間もかからず、手術後の痛みも、前回とは比べものにならないくらい軽かったようです。

退院後、さっそく買い物に行きました。デパートで、各地のおいしいものを集めたフェアをやっていて、そこで昼食の弁当と、甘い物を買って帰りました。

最後の診察は来週金曜日で、当初の予定ではその翌日帰ることにしていましたが、慌ただしいので、帰りの飛行機は、1週間ほど遅らせることにしました。

チケットは変更可のものにしておいたので、変更の手数料と差額運賃は、合わせて1万数千円と、思ったよりもずっと安くすみました。ただし、最初に予約していた国内線の乗り継ぎ便と同じ時間の便だと、6万円くらい高くなるらしくて、時間をだいぶずらしました。

今後、何回往復することになるか分かりませんが、総じて、現地発の往復チケットの方が価格はやすいようです。


2019年3月17日日曜日

再入院

娘は、今日から再入院となりました。手術の前日、しかも日曜日に入院ということで、今後の予定を考慮してくれたのだろうと思います。

今回の手術は、再発予防のため腫瘍ができていた近くの部位も切り取ってしまうというもので、切ったらそれで終わりだと医者は言っていました。

ただ、今後は定期的に検査を受けるよう言われていて、それが留学先でできるかどうかを確認しています。もしできなければ、日本に帰国して検査することになり、検査の頻度が少なくならざるを得ないようです。

2019年3月16日土曜日

ドライブ

娘は、明日からまた入院となります。今日は、私の友人のお見舞いも兼ねて、ちょっと遠出のドライブに行きました。

病院のすぐ横には橋でつながった島があり、そこから、さらに、人口千人くらいの小さな島にフェリーで渡りました。

何もない小さな島ですが、狭い棚田がしっかり耕されて、現役で使われています。ただ、元はほとんど田んぼだったと思いますが、一部だけが田んぼとして今も使われ、他は畑になっていて、牧草やたばこが植えられています。

30年くらい前に、私が初めてこの島を訪れたとき行った、島の北側の断崖の上にある草原が印象的だったのですが、娘もそこを気に入ったようで、娘の2回目の訪問となる今回もそこに行きたいというリクエストがありました。

幼い頃私の仕事の関係で離島暮らしをしていたためか、娘は、こうした何もない田舎が好きなんだと言っていました。

2019年3月13日水曜日

再手術

娘の来週の診察予定を繰り上げてもらって、今日、切り取った患部の検査結果を聞きにいきました。

結果は、予想と違って、悪性のものだったということで、来週再手術となりました。当面、切ってしまえば後は検査を続ければよいらしくて、学校の方は予定通り行けそうです。

本人は、ショックではあったようですが、切り取ってしまった部分が悪性で、現状で身体の中に悪性の部分が残っているわけではなかったので、少し安心したと言っていました。

結果から遡ってみると、最初に生理痛を訴えてかかった婦人科医が腫瘍を見つけてくれたおかげで、腫瘍が早期に発見できたことを感謝しなければなりません。

短期間に2度の手術をし、これからも病気と付き合っていかなければならないのでしょう。

娘は、再発の可能性がどれくらいあるか、医者に聞けばよかったが、悪性と言われたときは、とても他の質問ができるような状態ではなかったと言っていました。

2019年3月10日日曜日

ドライブ

昨日は天気がよかったので、隣県まで娘とドライブに行きました。もう、あちこちに菜の花が咲いていました。

久しぶりに外での食事となりましたが、娘の舌が、ちゃんと料理の味を分かっているようなので安心しました。

今日は一転してかなり強い雨となりました。私は自宅で一仕事。娘は映画を観に行きました。夕方は、私の兄の家で食事。

2019年3月6日水曜日

退院

とりあえず予定通りの退院となりました。次の診察は再来週になるようです。

診察は予約制になっているため、すでにそこまで埋まっているということでしょうか。後のこともあるので、早められないか聞いてみようと思っています。

今日は冷たい雨が降り続き、娘は家でゆっくりしていたようです。明日は天気が回復するので、外に出てみたいと言っています。

夕食は、退院祝いを意識してご馳走を作りました。帰国して、和食を食べ続けているので、肌がきれいになったと言っていました。

2019年3月2日土曜日

入院、手術

先週末に学校が終わったところですが、火曜日に娘は帰ってきました。そして水曜日に入院、金曜日に手術となりました。

手術そのものは順調に終わりましたが、術後、痛みがかなり出たようで、強い痛み止めを入れてもらっていました。

今日は2日目となりますが、だいぶ元気になって、夕方には食事も喉を通るようになっていました。

手術前までの医者の説明は、この手の腫瘍はほとんどが良性であるというものでしたが、手術後の説明では、悪性の可能性もあるという言い方に変わっていました。その場合、今後の予定が大きく変わるかもしれません。

取りあえず、検査結果を待つことにします。

2019年2月24日日曜日

終了

娘の語学学校のプログラムが無事終了しました。最終評価は84点だったそうです。

最後は、クラスに集まって修了証をもらい、学校が用意してくれたケーキを食べたそうです。

同じクラスのベトナム人の男子学生は、入学からの過去を振り返るスピーチの準備をしてきていたそうです。

この後が本番ですが、本人も、初めて自力で何かをきちんと達成したと、感慨深げでした。

2019年2月17日日曜日

あと1週間

娘の学校も、やっと残り1週間となりました。金曜の夜は、友人と外で食事をしてきたそうです。

先週のプレゼンは、30分も自分一人で話さなければならないと思ったら、とても緊張してしまったそうです。

最後の試験の課題は、発達心理学で、ちょうど娘のグループが前に調べたテーマと重なっているので気が楽なようでした。


ベトナム人の発表で、枯れ葉剤のことを取り上げたプレゼンがあったそうです。内容は、現地の地名と、特殊な薬品名などが出てきて分かりにくかったそうですが、そもそもなぜアメリカが南ベトナムを支援したのか質問してみたと言っていました。

そうすると、発表者に加えて、同じクラスにいる他のベトナム人の学生もいろいろ教えてくれたそうです。南の方が資源が豊富なこと、南の人たちが、北からひどい目に遭っているので、アメリカに向けて、助けてほしいと強くアピールしたこと。直接アメリカに出向いてロビー活動をした人たちもいたようです。

発表者も、その祖父が戦争世代だったそうです。他の学生は、もう少し年上で、親の世代が戦争を体験していたようです。

同じベトナムの中でも、世代によってベトナム戦争の受け止め方はだいぶ違っているようですが、今は、南北の対立を超えて、全国民が仲良くやっていこうというのが主流の考えになっているそうです。

背後に東西の政治的対立があったことも間違いないところですが、当事国の人々には、少し違ったとらえ方があったのだと分かります。

何度も同じ事を繰り返し書いていますが、語学の学習をしながら、こうして、世界の歴史について新たな視点を得ることができるのは、うらやましい限りです。


3月末から、ネット上で、大学の5月からの夏学期のコースの登録が始まるそうですが、ちょうど日本からの帰国の時期と重なっています。

最初に、すでに入学済みの人たちが登録し、その後は、成績順に登録していくことになっているようです。指定された時間に登録しなければならないようですが、順番がいつくるのかは、そのときにならなければ分かりません。この点は確認が必要なようです。

2019年2月10日日曜日

あと2週間

娘の学校の最終セッションも、残りはあと2週間となりました。先週あった中間テストでは、おおむね80点くらい取れたそうです。来週、自分の研究テーマについてのプレゼンをやって、再来週に最終テストを受ければ終了。

プレゼンの準備は順調に進んでいるようです。あわせて書いている論文のために、40以上の資料にあたったと言っていました。30分間の発表に、30分くらいの質疑応答の時間があるので、クラスの11名が3日間かけて発表するそうです。娘の発表は、1日目の最後、4番目だそうです。

発表のためにたっぷり時間が取ってあることに驚きますが、大学入学の前段階としては、かの国の高校生にはこれくらいの力が求められているのでしょう。

娘の学校では、語学力だけでなく、大学で学ぶ方法を身に付けることも求められているのでしょう。留学生向けの英語能力テストを受けて、一定の点数を取ることによっても、留学資格は得られるのですが、今の学校に行かせてよかったと思います。


先週は娘の誕生日でしたが、ホストファーザーが、娘のリクエストでご馳走を作ってくれたようです。

週末には、中国系の移民であるホストファーザーの親類の家の、旧正月のパーティーにも連れて行ってもらったそうです。

2019年2月3日日曜日

hard worker

今週は、担当の先生に、プレゼンを終えての感想などを提出したそうです。その中で、同じグループのメンバーがあまり仕事をしてくれないことを訴えたそうです。娘自身の仕事ぶりについては、a very hard worker という評価が返ってきたようです。まじめにやっていることは分かってもらっているのでしょう。

週明けには、レポートの下書きを提出しなければならないそうで、娘は、週末もいつも忙しそうです。


娘が、今学習していることの関連の中で、アメリカで起きている山火事の原因についての話題があったそうです。温暖化のことばかりが取り上げられているようですが、もう一つの重要な原因として、地下水を産業用に多く使いすぎたための生態系の変化があるらしいのです。

公立学校の、外国人に対する語学の授業で、こんなことまで取り上げられているということに驚きます。大学で学ぶための語学力を身に付けるのが第一の目標のはずですが、そのためにやっていることは、世界について学び、考え、表現するということです。

娘と話していると、彼我の教育のレベルの違いを、何度も繰り返し確認させられます。そうした質の高い教育を子どもに受けさせるために、親の方が留学し、移民となることを目指すケースがあるというのも、よく分かる話です。


娘が利用している留学エージェントの担当者から、娘は、とても社交的だと言われたそうです。知らない人からよく話しかけられるらしいのですが、その担当者(男性)は、そんなことはまったくないのだとか。

娘によると、留学して性格が変わったそうです。もっとも、そうではなかった時期もあったように思いますが、今はまた、割合オープンにやっていけているようです。

ふさぎ込みがちであった中・高生の頃からすると、ずいぶん変わったものだと、つくづく思います。

2019年1月27日日曜日

プレゼン準備

先週は、前回触れたベトナム人と、もう一人別のベトナム人、娘と合わせて3人でプレゼンを一つやったそうです。

これまでにも、いろんな相手と一緒にプレゼンをやってきていますが、いつも娘から聞かされるのは、準備をちゃんとやってくれないという苦情でした。

今回もまた例外ではありませんでした。準備が十分でなかったので、メンバーの一人が、朝早く登校して準備をしようと提案したらしいのですが、結局、約束の時間に来たのは娘一人だったそうです。

最終セッションになって、今までとはだいぶ雰囲気も変わったように聞かされていたのですが、結局五十歩百歩だったようです。

もっとも、娘の視線から見えた様子だけを聞いているので、実際のところは少し違っているのかもしれません。

人と一緒に何かをやることは、もともと簡単ではないと思いますが、ひょっとしたら、娘の他人への期待値が高すぎるということなのかもしれないと思ったりもします。

週が明けるとすぐに、自分だけの課題の作文の下書きを提出しなければならないそうです。ぶつぶつ言っている暇はあまりなさそうです。

また、4年生大学への編入を目指すコースを選ぶので、2年間のカレッジを終了した後、どこに行くのか、そろそろ具体的に考えておかなければならないようです。編入のために必要な単位が、大学によって違っているので、最初からそれを意識して単位を選ばなければならないそうです。

2019年1月20日日曜日

入学許可

娘の行こうとしているカレッジの、5月からの入学許可が下りたそうです。もちろん、現在の第8セッションを終了することが条件ですが、スタートからちょうど1年で進路が決まり、順調な滑り出しだったと言えるでしょう。

最初のリスニングのテストでは、予想以上の92点が取れたそうで、第7セッションのときよりうまく行っていると感じているようです。第7セッションのときは、議論について行けず、苦労をしたと言っていました。短期間で力がぐんと伸びたのでしょう。

今のクラスのメンバーは、18歳の二人から始まって、32歳・37歳の学生までいるそうです。37歳の韓国人は、教師を辞めて学生になっているそうで、とても真面目らしいです。

クラスの担任から、みんな若いと言われ、さすがに18歳とは違うと言っていたそうですが、ここから学生生活を改めて始めようというのは、やっぱり若いと言うべきでしょう。

次のプレゼンを一緒にやることになっている25歳のベトナム人は、いつも課題をやってこないので、プレゼンの準備が無事できるかどうか、娘は不安に思っているようでした。でも、彼は極めて頭が良くて、渡された資料もすぐに内容を理解するそうです。

子どもの頃は、頭が良すぎることでちゃんと周囲と強調できるかどうかが、彼の親の不安材料だったようです。ここに来る前は、プライベートの家庭教師のようなことをやっていたそうです。

これまでにも、いろいろな学生の話を娘から聞きましたが、本当にみんな個性的な生き方をしているなと、話を聞く度に感心させられます。

授業の話などしているときに、国語のテストの話になりました。国語は得意にしていたのですが、通信制の高校のテストでは、必ずしもいい点数ではなかったそうです。問題は、課題でやったもので簡単だったらしいのですが、解答に納得できないと、自分が思っている答を書いて、結局間違いになったようです。

そのやり方で普通の高校に通うのはなかなか難しかっただろうと思います。通信に行ってからもそれを貫いていたと聞いて、親としては苦笑いするしかありません。

2019年1月13日日曜日

第8セッション

いよいよ娘の最後のセッションが始まりました。11名のクラスが一つだそうです。娘が始めた第4セッションからすると、人数が10分の1近くまで減っています。途中、あやういときもありましたが、よく頑張ってここまできたものだと、我が子のことながら感心しています。

さすがに、最後のセッションでは、ドロップアウトする学生もほとんどいないそうです。みんな真面目なのでよかったと娘は言っていました。ある程度の真面目さがないと、ここまでは残れないということでしょう。

授業は週4日。水曜が休みで、1日3~4コマの授業があるようですが、準備の時間もあるし、このセッションから、授業後にワークショップがあったりするので、まったく余裕はないと言っていました。

それでもやってこれたのは、英語だけやればよかったからだと言っていました。最初、普通科の高校に入ったとき、いろいろ欲張りすぎて失敗したと思うとのことでした。勉強も部活もやるというのは自分には向いていないと分かったそうです。

部活以外にも、文化祭の実行委員などもやろうとしていたのでした。そのことに自分で気づいたのは、とても大きなことだと思います。

最後のセッションの、全体のテーマは社会言語学だそうです。自分の個別のテーマと2本建て。個人のテーマは、たくさんの例があげてあって、そこから選ぶことになっているそうですが、娘はホームスクーリングを選んだそうです。

自分が出た日本の通信制の高校という制度を、向こうで説明するとき、まったく同じ物ではないのですが、ホームスクーリングと言うと一番分かってもらいやすいのだそうです。自分の経験したことで、興味を持てるテーマだから選んだということのようです。

ホームスクーリングの方が普通の学校よりもいい成績を上げているという調査もあるらしいのですが、調査を手伝ってくれる司書によれば、これをテーマに選んだ学生は、今まであまりいなかったそうです。

2019年1月7日月曜日

冬休み

セッション終了後、娘はすぐに帰ってきましたが、向こうは正月休みというのが1日しかなくて、年が明けると学校が始まるので、すぐまた戻りました。

短い休みだったのですが、ドライブや買い物、小旅行に行くことができました。帰りの飛行機が出発する前日まで旅行に出ていましたが、洗濯が夜になって、出発までに乾燥が間に合わず、一部湿ったまま持ち帰ることになってしまいました。

休みが少なかったので、あわただしい日程を組んでしまいましたが、失敗でした。

こちらにいる間に、かかりつけの病院にも行ったのですが、良性ではあるものの、腫瘍が見つかり、手術をしなければいけなくなりました。急遽飛行機を手配して、最後のセッションが終わる2月末に、また戻ってくることになりました。