父と娘(不登校)の生活日記
2018年3月29日木曜日
プレゼンの評価
娘のプレゼンの評価は、9/10という点数で、説明の仕方、質問の仕方等もよかったという評価を得たそうです。
リーディングの点数もまずまずで、言うことなし。
時折、こうした細かい報告があって、毎日充実している様子がしのばれます。
2018年3月28日水曜日
最初のプレゼン
娘の最初のプレゼンが無事終わったようです。
娘によると、まったく何を言っているのか分からないような人もいたとか。自分たちは、はるかにちゃんとできたと思えたそうです。
こうしたことを聞く限りは、今のところ順調に進んでいるように思います。
2018年3月26日月曜日
幼い頃の思い出
娘が4~5歳の頃のことです。
私の友人宅を訪ねて、ヨーロッパに遊びに行ったことがありました。言葉の通じない友人夫妻にかわいがられ、娘ははしゃぎまわっていました。
その後、家族であちこち回ったのですが、もっとも印象に残っているのは、ある観光地で出会った見知らぬ老婦人が、すっと手をさしのべて娘の手を取り、案内をしてくれたことです。
もちろん言葉は分からなかったと思いますが、幼い娘は、何の疑問も感じている風ではありませんでした。その建物の由来や、そこにあったものについて、いろいろ説明をしてくれたのを、分かったような顔をしてついていっていました。
そんなことが何度か続けて起こりました。あ、この子は、言葉の背後にある何かを受け取ることができているのだと、大げさですが私は思ったのでした。
2018年3月24日土曜日
娘との電話
今週末も、また娘と電話で話をしました。
とにかく、中身が濃くて、時間があっという間に過ぎていくと言っていました。
週明けに有名人について調べたことのプレゼンをしなければならないそうですが、一緒にやるペアの相手が忙しくて、まだ打ち合わせができていないようです。
学校では、テストもあって、リスニングもライティングもなかなか得点がよかったようです。話を聞くと、日に日に自信がついていっているように思えます、
2018年3月21日水曜日
留学の適性
娘も自覚していますが、娘は、日本の社会にいるより、欧米の社会にいる方が居心地がいいと感じているようです。
日本に、特に日本の学校にいるときの居心地の悪さが、娘の不登校の原因の一つだったのかもしれません。
私も娘のこの感覚はよく分かります。今はそれほどでもないですが、若い頃、旅行でヨーロッパに出かけたり、ヨーロッパ出身の友人たちとあちこち巡り歩くと、日本にいるときよりもずっと居心地よく感じていたのでした。
留学しようとする社会の論理との親和性は、留学する際に必要な適性の一つかもしれません。
2018年3月18日日曜日
娘との電話
今日は娘と電話でたっぷり話をしました。2週目もあっという間に過ぎたと言っていました。
授業では、シェークスピアを読み、意見を求められたそうです。とにかく、どんなことにも「自分の」意見を求められると言っていました。そして、それはなぜかと、たたみかけるように突っ込まれると。
同じクラスに日本人がもう一人いて、いつも英語で話をするようにしているそうです。中国語の話者がいっぱいいて、よく中国語が飛び交っているようです。学内では母国語禁止となっているのですが、誰も守らないと言っていました。
昨日は以前からの友人とダウンタウンにラーメンを食べに行ったそうです。その友人(台湾人)は、同じチェーン店の別の支店に行きかけて、約束に大幅に遅れ、実際にありついたときにはお腹がとても空いていたと言っていました。
今日はホームステイ先の息子の誕生日で、デリバリーの寿司とピザ、ケーキにパイというごちそうだったそうです。
食事の後は、ホストマザーとひとしきりおしゃべりをすることが多いそうです。その都市の住宅事情など、いろんな話題が出てきて、もっぱらホストマザーの話を聞いていることが多いと言っていました。
まだ2週間しかたっておらず、何度目かの渡航ではあるのですが、何でも新鮮に飛び込んでくるのでしょう。先週に引き続き、今日も2時間余り長電話を続けてしまいました。
2018年3月17日土曜日
留学について調べる
コメントありがとうございます。留学を考えている人の参考になることもあるかと思って、少し詳しく説明しています。
一番伝えたいことは、費用が、決して安くはないものの、一般的なイメージよりは安いということです。
国内の旅行業者などが斡旋する短期の留学が、短い期間で高額の料金になっているのを目にしますが、それだけの予算があれば、数ヶ月行けるのに、と思ってしまいます。
留学に関するガイドブックの類も出版されていますが、それほど売れないのか、内容が古かったり、肝心のことはよく分からなかったりします。雑誌は主に学校の紹介が中心だったように思います。
身近に経験者がいれば、そういう人の話を聞くのはとても役に立つと思います。
長期間の本格的な留学を考えている人は、ネットなどで調べて、実際にしばらく行ってみるというのがいいかもしれません。
もう一つ、語学学校はとてもたくさんあって、種類もレベルも多種多様です。よく調べないと、行ってから自分の望むものとは違っていたなんてことになりかねません。
娘の場合は、エージェントからの適切なアドバイスで、そのときどきの段階に応じた学校を選ぶことができました。
2018年3月16日金曜日
留学エージェントとホームステイ
留学先によく選ばれる国には、エージェントがたくさんあります。現地に事務所を置いていて、日本人のスタッフがいるところも多いです。
とりあえずメールで相談すると、丁寧に答えてくれます。私は、何度かやり取りをして、返事に信頼が置けると思ったら頼むようにしました。
最初のところもよくやってくれていたと思うのですが、あるとき、費用の計算が若干おかしくて、その点を指摘したのですが、訂正してくれませんでした。何度かやり取りして返事が変わらなかったので、別のエージェントを探すことにしました。
単に、担当者が自分の間違いを認めたくなかっただけのように思うのですが、お金に関することで不透明だと、後々また困ったことになりかねないと思い、あきらめました。
また、どのエージェントも、手数料無料をうたっています。全てが無料というわけではありませんが、相談や学校の紹介は無料でやってくれるところがほとんどだと思います。
おそらく、生徒を紹介すると、学校からのリベートがあるのでしょう。そうでなければ何人ものスタッフを置く事務所を構えて、やっていけるはずがありません。
本当は、すべて有料だった方が安心して任せられるとも思うのですが、少なくとも娘の行った国に関しては、そういうやり方が定着していて、別の方法は選びにくいようです。
もちろん、エージェントを使わず、自分で直接学校と交渉して決めることも可能です。ただし、直接でもエージェント経由でも、学費は変わらないようです。それならエージェントを利用した方がいろいろ相談にも乗ってもらえるし、いざというとき安心な気がしています。
ホームステイは、短期間にボランティアで留学生を受け入れるものとはまったく違って、仕事の一つとして空いている部屋に学生を置くというやり方が普及しているようです。
費用は、三食付きで一日3000円弱でした。家の中で、WIFIにつなげられるようになっているのが普通のようです。
食事は、自分で勝手に食べ、昼の弁当も自分で詰めて持っていくという形のところが多かったですが、最低限の生活は保障されるし、まったく干渉はされませんが、常に大人が傍にいるのは安心です。
ホームステイ先の紹介には、手数料がかかりました。その他、空港への送迎なども有料でエージェントにお願いできました。
今回は、ホームステイに関しては、学校の紹介で決めました。エージェントの紹介より費用が若干安くすみました。
2018年3月15日木曜日
これまでの経緯
重ねてコメントありがとうございます。
2007年、娘が7歳のときに離婚してから10年半がたちました。
当初はずいぶんすったもんだし、娘とは思うように会えず、私自身は精神的に参ってしまって、心療内科通いが続く日々でした。その頃は、娘とまた暮らすことになるとは思ってもいませんでした。
それが、突然娘が引っ越してきて、私と二人の生活が始まりました。その時、娘は中2でしたが、苦労して親権者の変更が認められた後も、学校にあまり行きませんでした。
その後、普通科の高校に入り、2か月間通いましたが、その後ぱったり行かなくなり、その年の10月、このままでは留年になると言われ、通信制の高校に転校しました。
転校後、アルバイトを始め、2年生に進級する前に、試しで語学学校に留学しました。それが思いの外うまくいって、それから、高校のテストの期日をにらみながら、4回にわたって、通算で8か月間留学しました。
そうする中で、大学進学もそちらにしようと考えるようになりました。
留学をやってみて分かったのは、思ったほどは費用がかからないということ。国内の斡旋業者を使うと、かなり高くつきますが、現地のエージェントを使うことで、費用は必要最小限に抑えられたと思います。
ただし、どのエージェントも小さな会社で、会社によるサービスの差や、担当者による扱いの違いによるトラブルなどは、ある程度避けられないかもしれません。
エージェントの選択や、飛行機の安価なチケット入手などに、いつもネット上の情報を活用しました。
私が一番助かったのは、私が、ちょうど昨年退職し、退職金としてまとまったお金が入ったことです。そのおかげで、決して安いとは言えない留学の費用を心配せずにすみました。
人生設計などこれまでまったく考えたこともなかったですが、最後のところでうまく行って、とてもラッキーだと感じています。
2018年3月14日水曜日
今後の予定
コメントありがとうございます。現時点での今後の予定を書いておきます。
全5か年計画です。最初は、カレッジ附属の語学学校で、一定期間学習します。前に書きましたが、全八段階のクラスがあって、それを終了すると、2年制のカレッジに入学することができます。
途中の段階でも、試験を受けて合格すればカレッジに入れるそうです。入学は、1月・4月・9月のどこからでも入れることになっています。
1課程は2か月で終わり、4番目のクラスからスタートしたので、早ければ来年1月にはカレッジに入れるかもしれません。
一応、一年程度は語学学校の時間とかんがえています。カレッジは2年間です。4年制大学への編入コースに行く予定です。
これは、最初から、カレッジ修了後に4年制大学に行くことを予定したコースです。今入っている学校にも4年制のコースがありますし、その時点で別の大学を選ぶこともできるようです。
場合によっては、そこまででやめるとか、一端中断してまた後で再開するといったやり方を選ぶかもしれませんが、今のところトータルで5年間の予定ということです。
ちなみに、予算は、学費とホームステイ費用、小遣いや保険等も含めて年間300万円です。大雑把に言って3分の1がホームステイ費用です。
学部にもよりますが、国内の文科系の大学に行くのと、費用はそれほど変わらないのではないでしょうか。私の、30年勤続の退職金でちょうど賄える金額でした。
2018年3月12日月曜日
授業の中味
週末に娘とネットの電話で話しました。無事1週間が終わって、少しほっとした様子でした。最初の週だからか、宿題はそれほど多くなくて、何とかなったようです。4時半に終わって、その後図書館で1~2時間勉強し、家に帰っているようです。家が近いので、とてもやりやすいと言っていました。
大学に入るための準備の附属語学学校ということなんですが、授業の内容は、語学の勉強というより、大学での学習の仕方を学ぶという要素が大きいそうです。
テキストを読むとき、分からないところがあったら、辞書を引くのではなく、文章の中からそのことに関連することや、そのことの説明を探して解決するよう言われたそうです。
文法や単語の意味などは、質問すれば教えてくれるようですが、ほとんど触れられないとのことでした。
以前に行っていた語学学校よりも、さらに普通の授業という雰囲気が濃厚なようでした。
2018年3月6日火曜日
授業が始まる
先週は、娘の学校のオリエンテーションでした。クラス分けのテストもあって、全部で8つの段階があるうち、4Bというクラスになったそうです。日本の学生は、エージェントによれば、3くらいからスタートすることが多いらしいので、まずまずの出来だったと思います。
テストでは、語学学校で学んだときのように、長い文章をいくつも読んだり、あるテーマについて論じることを求められたりしたそうです。単に語学力というのではなくて、そうした総合的な力が試されるので、これまで留学して学んできたことが、大いに役に立ったという気がします。
週20時間の授業で、毎日3時間分くらいの宿題を出されるそうです。土日も同じ。宿題に追われる日々になりそうですが、とりあえず、最初は少なかったようです。ただし、テキストは、これがホントに終わるのかというくらい分厚かったそうです。
オリエンテーションで発覚した失敗が一つありました。卒業証明書と一緒に、成績証明書も出さなければならなかったのでした。
卒業証明書を3月の第1週までに出さなければならないということに気を取られて、成績証明書のことがすっかり抜け落ちてしまっていました。
これは、なるべく早く提出するということで、問題とはならなかったようです。
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