2019年2月24日日曜日

終了

娘の語学学校のプログラムが無事終了しました。最終評価は84点だったそうです。

最後は、クラスに集まって修了証をもらい、学校が用意してくれたケーキを食べたそうです。

同じクラスのベトナム人の男子学生は、入学からの過去を振り返るスピーチの準備をしてきていたそうです。

この後が本番ですが、本人も、初めて自力で何かをきちんと達成したと、感慨深げでした。

2019年2月17日日曜日

あと1週間

娘の学校も、やっと残り1週間となりました。金曜の夜は、友人と外で食事をしてきたそうです。

先週のプレゼンは、30分も自分一人で話さなければならないと思ったら、とても緊張してしまったそうです。

最後の試験の課題は、発達心理学で、ちょうど娘のグループが前に調べたテーマと重なっているので気が楽なようでした。


ベトナム人の発表で、枯れ葉剤のことを取り上げたプレゼンがあったそうです。内容は、現地の地名と、特殊な薬品名などが出てきて分かりにくかったそうですが、そもそもなぜアメリカが南ベトナムを支援したのか質問してみたと言っていました。

そうすると、発表者に加えて、同じクラスにいる他のベトナム人の学生もいろいろ教えてくれたそうです。南の方が資源が豊富なこと、南の人たちが、北からひどい目に遭っているので、アメリカに向けて、助けてほしいと強くアピールしたこと。直接アメリカに出向いてロビー活動をした人たちもいたようです。

発表者も、その祖父が戦争世代だったそうです。他の学生は、もう少し年上で、親の世代が戦争を体験していたようです。

同じベトナムの中でも、世代によってベトナム戦争の受け止め方はだいぶ違っているようですが、今は、南北の対立を超えて、全国民が仲良くやっていこうというのが主流の考えになっているそうです。

背後に東西の政治的対立があったことも間違いないところですが、当事国の人々には、少し違ったとらえ方があったのだと分かります。

何度も同じ事を繰り返し書いていますが、語学の学習をしながら、こうして、世界の歴史について新たな視点を得ることができるのは、うらやましい限りです。


3月末から、ネット上で、大学の5月からの夏学期のコースの登録が始まるそうですが、ちょうど日本からの帰国の時期と重なっています。

最初に、すでに入学済みの人たちが登録し、その後は、成績順に登録していくことになっているようです。指定された時間に登録しなければならないようですが、順番がいつくるのかは、そのときにならなければ分かりません。この点は確認が必要なようです。

2019年2月10日日曜日

あと2週間

娘の学校の最終セッションも、残りはあと2週間となりました。先週あった中間テストでは、おおむね80点くらい取れたそうです。来週、自分の研究テーマについてのプレゼンをやって、再来週に最終テストを受ければ終了。

プレゼンの準備は順調に進んでいるようです。あわせて書いている論文のために、40以上の資料にあたったと言っていました。30分間の発表に、30分くらいの質疑応答の時間があるので、クラスの11名が3日間かけて発表するそうです。娘の発表は、1日目の最後、4番目だそうです。

発表のためにたっぷり時間が取ってあることに驚きますが、大学入学の前段階としては、かの国の高校生にはこれくらいの力が求められているのでしょう。

娘の学校では、語学力だけでなく、大学で学ぶ方法を身に付けることも求められているのでしょう。留学生向けの英語能力テストを受けて、一定の点数を取ることによっても、留学資格は得られるのですが、今の学校に行かせてよかったと思います。


先週は娘の誕生日でしたが、ホストファーザーが、娘のリクエストでご馳走を作ってくれたようです。

週末には、中国系の移民であるホストファーザーの親類の家の、旧正月のパーティーにも連れて行ってもらったそうです。

2019年2月3日日曜日

hard worker

今週は、担当の先生に、プレゼンを終えての感想などを提出したそうです。その中で、同じグループのメンバーがあまり仕事をしてくれないことを訴えたそうです。娘自身の仕事ぶりについては、a very hard worker という評価が返ってきたようです。まじめにやっていることは分かってもらっているのでしょう。

週明けには、レポートの下書きを提出しなければならないそうで、娘は、週末もいつも忙しそうです。


娘が、今学習していることの関連の中で、アメリカで起きている山火事の原因についての話題があったそうです。温暖化のことばかりが取り上げられているようですが、もう一つの重要な原因として、地下水を産業用に多く使いすぎたための生態系の変化があるらしいのです。

公立学校の、外国人に対する語学の授業で、こんなことまで取り上げられているということに驚きます。大学で学ぶための語学力を身に付けるのが第一の目標のはずですが、そのためにやっていることは、世界について学び、考え、表現するということです。

娘と話していると、彼我の教育のレベルの違いを、何度も繰り返し確認させられます。そうした質の高い教育を子どもに受けさせるために、親の方が留学し、移民となることを目指すケースがあるというのも、よく分かる話です。


娘が利用している留学エージェントの担当者から、娘は、とても社交的だと言われたそうです。知らない人からよく話しかけられるらしいのですが、その担当者(男性)は、そんなことはまったくないのだとか。

娘によると、留学して性格が変わったそうです。もっとも、そうではなかった時期もあったように思いますが、今はまた、割合オープンにやっていけているようです。

ふさぎ込みがちであった中・高生の頃からすると、ずいぶん変わったものだと、つくづく思います。