娘の学校も、やっと残り1週間となりました。金曜の夜は、友人と外で食事をしてきたそうです。
先週のプレゼンは、30分も自分一人で話さなければならないと思ったら、とても緊張してしまったそうです。
最後の試験の課題は、発達心理学で、ちょうど娘のグループが前に調べたテーマと重なっているので気が楽なようでした。
ベトナム人の発表で、枯れ葉剤のことを取り上げたプレゼンがあったそうです。内容は、現地の地名と、特殊な薬品名などが出てきて分かりにくかったそうですが、そもそもなぜアメリカが南ベトナムを支援したのか質問してみたと言っていました。
そうすると、発表者に加えて、同じクラスにいる他のベトナム人の学生もいろいろ教えてくれたそうです。南の方が資源が豊富なこと、南の人たちが、北からひどい目に遭っているので、アメリカに向けて、助けてほしいと強くアピールしたこと。直接アメリカに出向いてロビー活動をした人たちもいたようです。
発表者も、その祖父が戦争世代だったそうです。他の学生は、もう少し年上で、親の世代が戦争を体験していたようです。
同じベトナムの中でも、世代によってベトナム戦争の受け止め方はだいぶ違っているようですが、今は、南北の対立を超えて、全国民が仲良くやっていこうというのが主流の考えになっているそうです。
背後に東西の政治的対立があったことも間違いないところですが、当事国の人々には、少し違ったとらえ方があったのだと分かります。
何度も同じ事を繰り返し書いていますが、語学の学習をしながら、こうして、世界の歴史について新たな視点を得ることができるのは、うらやましい限りです。
3月末から、ネット上で、大学の5月からの夏学期のコースの登録が始まるそうですが、ちょうど日本からの帰国の時期と重なっています。
最初に、すでに入学済みの人たちが登録し、その後は、成績順に登録していくことになっているようです。指定された時間に登録しなければならないようですが、順番がいつくるのかは、そのときにならなければ分かりません。この点は確認が必要なようです。