夜のテレビ番組で、離婚時の共同親権が話題になっていました。娘は、今更そんなことが問題なのかと考えていたようですが、親権が母親にあったため、私はいろいろ大変だったということを説明しました。
自分も母親との関係に苦労したが、ちょうど中学校に入るとき、姉が高校を出て他県に行ってしまい、母親と二人だけになって、それと思春期の到来が重なり、どうにもならなくなったと思うと言っていました。だいぶ冷静に振り返ることができるようになったようです。
また、別のニュースで、出生数が予想を上回る速度で低下しているということが流れてきました。それを聞いて、自分の面倒を見ることがうまくできていないので、子どもを作ることは期待しないでほしいと言うので、親はみんな、子どもができてから親になるのだと言っておきました。
また、自分の中に、どうしても譲れない確固たるものがあって、それを認めてもらえないと、パートナーとうまくやっていけないだろうとも言っていました。友人との間でもそれは現れているらしく、普通はにこやかなのに、突然怒るようなことがあって驚かれるそうです。
こうした話をいろいろしている中で、自分が(自分の子どもに対して)母親と同じことをしてしまいそうだという不安があると言うので、娘は、母親とは全然似ていないと思うと伝えました。
あえて似ているところを探せば、外面がいいということを思いつきましたが、そこは一見似ているものの、実際は、だいぶ様相が違っているということになりました。母親は、その外面の良さを家の中にまで持ち込むので、それは勘弁してほしいのだということでした。