今日は、娘は、朝から外出し、一日中人と話していたそうです。カフェで知り合った人や、そこに来ていた人、小さな書店に来ていた客など。街から離れたアフタヌーンティーを出す店に連れて行ってもらう約束をしたとも言っていました。
昨日、私ともよく話をしていて、実のところ、私は少しうるさく感じていました。よく行くカフェの店長のインスタライブを見せられたときは、それには興味がないと突き放したこともあったのですが、若干躁状態にあるのかもしれないと思っていました。
今日は、昨日見つけたと言っていた水出し用の紅茶ティーバッグを買ってきていました。それが、ティーバッグ3つで500円。それを2つ買ってきていました。
最近、お金の使い方もやや激しいように感じていたので、小遣いを何に使ってもいいけど、小遣いの額と比べて(日本にいるときは、月2万円を小遣いにしています。)その買い物は高すぎるだろうという話をしました。
その小遣いでは、カフェでコーヒーを飲んだら、1日分が終わるだろうと言ったら、モーニングコーヒーは200円なのだと言っていました。そのために朝から早めに出て行っていたのだと分かりました。それにしても、月2万円を1日あたりにすると、小遣いはせいぜい500~600円となり、朝から200円使ったら、もうカフェで食事はできないと指摘すると、毎日そうしている訳ではないと言いました。
お金の使い方については、自分でも思うところがあったらしく、精神科医に相談したら、双極性の障害の可能性もあると言われていたそうです。
小遣いは小分けにしてもらいたいとも言っていましたが、自分で収入と支出を管理できなければ、一人では生活できなくなるので、そこは何とか自分でやるようにしてほしいと伝えました。いいやり方はないかと言うので、使っていいお金を1日500円と決めたらどうかと提案しました。
その後、母親が、離婚後高額な30年のローンを組んで家を買ったことや、高い酒の瓶が家にたくさんあったこと、総じて母親の金遣いが荒かったことなどを話し始めました。
母親の話から、好きでもない部活動を無理矢理やらされたこと、祖父母や伯母、担任、カウンセラーまでもが母親の味方しかしなかったことなど、過去のことをたくさん話しました。身近な人の中で、祖父が一番頑固だったが、いつの間にか、そうした人たちの中での権力関係が変わり、母親が一番になっていたという見立てをしていました。
結婚した姉が最近出産したのですが、姉との関係についてもたくさん話してくれました。姉は、年齢が高い分、母親からいろいろな話を聞かされて、相当母親に影響されているようだとも言っていました。
高校の頃アルバイトして稼いだお金は、全部使ってしまっていたことなど、初めて聞いた話も多く、私は娘への理解が進んだと思いましたが、病は、予想よりもやっかいなものであるだろうことも分かりました。