見送り

伯父の葬儀のために私の家に来ていた私の姉妹が、今日帰ることになって、娘も一緒に空港まで送っていきました。土産品店で、娘の好物のできたてのかまぼこを買おうとしていたら、床に示されたポイントに立って順番を待っていた私の前に、土産を買う別の人が割り込んで来ました。その人が会計を済ます間、娘は、小声でそのことについての文句を言い続けていました。

空港の後、娘が噂を聞いていたカフェに行こうとしましたが、閉まっていたので、あきらめて、空港の近くにある図書館を訪れました。最近できたばかりのところで、娘はまだ行ったことがなかったのです。貸出カードを作り、さっそく本を借りていました。

日本語のワードやエクセルなどの解説本で、日本語での操作に慣れていないので、それを確認したいのだと言っていました。仕事探しをすると、多くの求人にワードなどの簡単な操作ができることという条件がついています。パソコンの授業を取ったり、課題の提出に使ったりと、英語版なら普通に使えるらしいのですが、日本での求人に対応しようということのようです。

空港から戻った後は、猫の不妊手術に関するイベントを知人がやっていて、それに参加。その手伝いをしたかったのでしょうが、人がほとんど来なかったようです。娘は、来ないと分かっているのに宣伝もしないとか、やり方にいろいろ不満があると言っていました。また、仕事を任せておいて、口を挟んでくるのが嫌らしいです。

夜は、私の妹のことをいろいろ話し出しました。下から二番目に作る。数年前に、しばらく私の家に滞在し、家事を手伝ってもらっていました。その妹の物言いが、自分の母親そっくりで、かつ言っている内容も、決めつけたようなことが多くて、嫌だったそうです。

また、今回のように、他人が同じ家にいることも、かなりのストレスだと言っていました。

いろいろなことに対する不満をぶちまけた後、居間で横になっていたのですが、後から、枕が濡れているのに気づきました。泣いていたようです。医者から、気分障害も入っていると言われたと言っていました。