2019年1月27日日曜日

プレゼン準備

先週は、前回触れたベトナム人と、もう一人別のベトナム人、娘と合わせて3人でプレゼンを一つやったそうです。

これまでにも、いろんな相手と一緒にプレゼンをやってきていますが、いつも娘から聞かされるのは、準備をちゃんとやってくれないという苦情でした。

今回もまた例外ではありませんでした。準備が十分でなかったので、メンバーの一人が、朝早く登校して準備をしようと提案したらしいのですが、結局、約束の時間に来たのは娘一人だったそうです。

最終セッションになって、今までとはだいぶ雰囲気も変わったように聞かされていたのですが、結局五十歩百歩だったようです。

もっとも、娘の視線から見えた様子だけを聞いているので、実際のところは少し違っているのかもしれません。

人と一緒に何かをやることは、もともと簡単ではないと思いますが、ひょっとしたら、娘の他人への期待値が高すぎるということなのかもしれないと思ったりもします。

週が明けるとすぐに、自分だけの課題の作文の下書きを提出しなければならないそうです。ぶつぶつ言っている暇はあまりなさそうです。

また、4年生大学への編入を目指すコースを選ぶので、2年間のカレッジを終了した後、どこに行くのか、そろそろ具体的に考えておかなければならないようです。編入のために必要な単位が、大学によって違っているので、最初からそれを意識して単位を選ばなければならないそうです。

2019年1月20日日曜日

入学許可

娘の行こうとしているカレッジの、5月からの入学許可が下りたそうです。もちろん、現在の第8セッションを終了することが条件ですが、スタートからちょうど1年で進路が決まり、順調な滑り出しだったと言えるでしょう。

最初のリスニングのテストでは、予想以上の92点が取れたそうで、第7セッションのときよりうまく行っていると感じているようです。第7セッションのときは、議論について行けず、苦労をしたと言っていました。短期間で力がぐんと伸びたのでしょう。

今のクラスのメンバーは、18歳の二人から始まって、32歳・37歳の学生までいるそうです。37歳の韓国人は、教師を辞めて学生になっているそうで、とても真面目らしいです。

クラスの担任から、みんな若いと言われ、さすがに18歳とは違うと言っていたそうですが、ここから学生生活を改めて始めようというのは、やっぱり若いと言うべきでしょう。

次のプレゼンを一緒にやることになっている25歳のベトナム人は、いつも課題をやってこないので、プレゼンの準備が無事できるかどうか、娘は不安に思っているようでした。でも、彼は極めて頭が良くて、渡された資料もすぐに内容を理解するそうです。

子どもの頃は、頭が良すぎることでちゃんと周囲と強調できるかどうかが、彼の親の不安材料だったようです。ここに来る前は、プライベートの家庭教師のようなことをやっていたそうです。

これまでにも、いろいろな学生の話を娘から聞きましたが、本当にみんな個性的な生き方をしているなと、話を聞く度に感心させられます。

授業の話などしているときに、国語のテストの話になりました。国語は得意にしていたのですが、通信制の高校のテストでは、必ずしもいい点数ではなかったそうです。問題は、課題でやったもので簡単だったらしいのですが、解答に納得できないと、自分が思っている答を書いて、結局間違いになったようです。

そのやり方で普通の高校に通うのはなかなか難しかっただろうと思います。通信に行ってからもそれを貫いていたと聞いて、親としては苦笑いするしかありません。

2019年1月13日日曜日

第8セッション

いよいよ娘の最後のセッションが始まりました。11名のクラスが一つだそうです。娘が始めた第4セッションからすると、人数が10分の1近くまで減っています。途中、あやういときもありましたが、よく頑張ってここまできたものだと、我が子のことながら感心しています。

さすがに、最後のセッションでは、ドロップアウトする学生もほとんどいないそうです。みんな真面目なのでよかったと娘は言っていました。ある程度の真面目さがないと、ここまでは残れないということでしょう。

授業は週4日。水曜が休みで、1日3~4コマの授業があるようですが、準備の時間もあるし、このセッションから、授業後にワークショップがあったりするので、まったく余裕はないと言っていました。

それでもやってこれたのは、英語だけやればよかったからだと言っていました。最初、普通科の高校に入ったとき、いろいろ欲張りすぎて失敗したと思うとのことでした。勉強も部活もやるというのは自分には向いていないと分かったそうです。

部活以外にも、文化祭の実行委員などもやろうとしていたのでした。そのことに自分で気づいたのは、とても大きなことだと思います。

最後のセッションの、全体のテーマは社会言語学だそうです。自分の個別のテーマと2本建て。個人のテーマは、たくさんの例があげてあって、そこから選ぶことになっているそうですが、娘はホームスクーリングを選んだそうです。

自分が出た日本の通信制の高校という制度を、向こうで説明するとき、まったく同じ物ではないのですが、ホームスクーリングと言うと一番分かってもらいやすいのだそうです。自分の経験したことで、興味を持てるテーマだから選んだということのようです。

ホームスクーリングの方が普通の学校よりもいい成績を上げているという調査もあるらしいのですが、調査を手伝ってくれる司書によれば、これをテーマに選んだ学生は、今まであまりいなかったそうです。

2019年1月7日月曜日

冬休み

セッション終了後、娘はすぐに帰ってきましたが、向こうは正月休みというのが1日しかなくて、年が明けると学校が始まるので、すぐまた戻りました。

短い休みだったのですが、ドライブや買い物、小旅行に行くことができました。帰りの飛行機が出発する前日まで旅行に出ていましたが、洗濯が夜になって、出発までに乾燥が間に合わず、一部湿ったまま持ち帰ることになってしまいました。

休みが少なかったので、あわただしい日程を組んでしまいましたが、失敗でした。

こちらにいる間に、かかりつけの病院にも行ったのですが、良性ではあるものの、腫瘍が見つかり、手術をしなければいけなくなりました。急遽飛行機を手配して、最後のセッションが終わる2月末に、また戻ってくることになりました。