2019年1月13日日曜日

第8セッション

いよいよ娘の最後のセッションが始まりました。11名のクラスが一つだそうです。娘が始めた第4セッションからすると、人数が10分の1近くまで減っています。途中、あやういときもありましたが、よく頑張ってここまできたものだと、我が子のことながら感心しています。

さすがに、最後のセッションでは、ドロップアウトする学生もほとんどいないそうです。みんな真面目なのでよかったと娘は言っていました。ある程度の真面目さがないと、ここまでは残れないということでしょう。

授業は週4日。水曜が休みで、1日3~4コマの授業があるようですが、準備の時間もあるし、このセッションから、授業後にワークショップがあったりするので、まったく余裕はないと言っていました。

それでもやってこれたのは、英語だけやればよかったからだと言っていました。最初、普通科の高校に入ったとき、いろいろ欲張りすぎて失敗したと思うとのことでした。勉強も部活もやるというのは自分には向いていないと分かったそうです。

部活以外にも、文化祭の実行委員などもやろうとしていたのでした。そのことに自分で気づいたのは、とても大きなことだと思います。

最後のセッションの、全体のテーマは社会言語学だそうです。自分の個別のテーマと2本建て。個人のテーマは、たくさんの例があげてあって、そこから選ぶことになっているそうですが、娘はホームスクーリングを選んだそうです。

自分が出た日本の通信制の高校という制度を、向こうで説明するとき、まったく同じ物ではないのですが、ホームスクーリングと言うと一番分かってもらいやすいのだそうです。自分の経験したことで、興味を持てるテーマだから選んだということのようです。

ホームスクーリングの方が普通の学校よりもいい成績を上げているという調査もあるらしいのですが、調査を手伝ってくれる司書によれば、これをテーマに選んだ学生は、今まであまりいなかったそうです。

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