私は、思春期から娘くらいの年齢の頃までは、親戚づきあいというのが億劫でなりませんでした。法要などがあっても、できれば行きたくないといつも思っていました。娘が本当はどう思っているのか分かりませんが、表面的には、別に嫌な顔もせず、年寄りの退屈な話に付き合ってくれています。
私自身は、若い頃とは違って、こうした付き合いもある程度は必要なものだと思うようになりましたが、娘がこれであまりストレスを溜めていなければよいがと思います。
ボストンに住む叔父の娘さんと連絡がつき、ネットを介して葬儀を中継しました。遠くにいるのですが、一緒に参加しているような気分を味わうことができました。
彼女は、看護師でしたが、27歳のときにアメリカに渡り、向こうで結婚しています。どうしてそうすることにしたのか、聞いたことはありませんが、子供の頃は大人しそうにしていた従姉弟が渡米するという事実に圧倒されていたと思います。
今、自分の娘が同じようなことをしようとしていて、もはや驚きはしていませんが、他人事ではないように感じています。
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