2015年9月23日水曜日

塾のこと

娘は、昨年の春頃から夏までしばらく塾に通っていました。学校に行っていないことを前提に、時間的にもかなり融通をきかせてもらっていました。あちこちの様子を聞くと、割合良心的なところだったと思います。

しかし、塾のやり方に必ずしも満足していたわけではありません。

一つは、塾は、あくまでも学校の存在を前提にしているということです。まったく知らないことを一から教えてくれたりはしません。問題演習が中心になります。

それから、教科書や学校の宿題よりも、塾のテキストをさせたがります。テキスト代を徴収するのも、収入の大きな部分を占めているのだろうと思います。

そのテキストの内容は、結構古かったりして、現行の教科書の内容とは一部齟齬があるように思いました。

また、学校に行っていないのは分かっているのに、結構危機感をあおるような言い方で指導します。塾の宿題も結構ありました。いつまでも塾に来てもらうための方便でしょうが。

世の中ずいぶん変わってきているとは思いますが、学校に行かない生徒が、学校で学習する内容を自力で身につけるのは、まだまだ楽ではないようです。

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