2017年2月14日火曜日

親の承諾

留学に関して、娘が、向こうのエージェントのカウンセラーに、親の承諾を得るのがみんな大変なので、それが前もってあるのは有りがたいことだと言われていたそうです。

語学留学した学生が、向こうの大学に入れるくらいの実力が付いて、進学したいという希望を示したとき、そのカウンセラーによれば、まずいったん帰国して、親の了解を得てきなさいと言わなければならないことが多いとのことでした。

これまでの経緯から、私は娘の留学に何の疑問も抱いていませんが、娘が普通に高校に行っていて、留学したいと言ったなら、コメントを書いてもらったTHさんと同じ返事をしたかもしれません。

娘の現状からしたら、留学することに関してメリットばかりで、デメリットを探すことの方が難しいですが。

このまま留学したら、日本の一般的な高校・大学生と同じような知識・文化を身につけられないということになるかもしれませんが、日本の学校文化になじめず、普通の生徒のようには学校に行っていない娘にとって、今さらその世界に順応せよというのは無理があります。

娘の語学学校での同級生には、東大・京大を始めとする、名のある大学の学生もたくさんいたそうです。日本では間違いなくすばらしく優秀で、娘の学力ではとても追いつけそうにないそうした連中と、語学(読み書き、ではなくてコミュニケーションにウェイトを置いた総合的な語学力)という分野では対等にやってこれたということなのです。

娘にとって、そこで勝負することの方が、彼らと同じ土俵に戻って勝負するより、はるかに合理的な選択だと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿