2023年5月30日火曜日

カブトムシの思い出

娘は、今日は、何とか持ち直して、休むことはありませんでした。事業所では、DMの宛名貼りの作業があったそうです。地元の菓子店の5000通。

夕食のとき、娘が、保育園児だった頃のことを思い出しました。何かのテレビ番組がきっかけで、そのころ娘が育てていたカブトムシの幼虫のことを思い出したのです。

近所で捕まえたカブトムシに餌を与えて育てていたら、卵を産んだので、虫かごのようなものに土を入れて、幼虫を飼っていたことがありました。もうすぐ羽化するだろうと楽しみにしていたのですが、ある日突然、それらを容器ごとすべて母親が捨ててしまっていたのです。娘には、どこかへ行ってしまったと言っていたそうです。幼いながら、娘は、どこかへ行くはずがないと感じていたようですが、何も言えなかったそうです。

私もいささか傷つき、同時にあきれてしまっていたのですが、そのことを口に出すことはありませんでした。何か思うところはあったのでしょうが、未だに理解できない行動です。母親が捨てたことは、娘には黙っていたのですが、そんな事実も受け入れられる年齢になっただろうと思ったので、それを娘に伝えました。

娘は、やはりそんなことだったのかと、今更ながら納得したようでした。

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