2018年4月3日火曜日

自信がない

娘の学校は、イースターの休日で、4日間休みだったそうです。休みの終わりに娘からメールが来ていました。

たまたま昨年私が仕事で知り合った人が、娘の学校のある都市の近郊の出身で、彼の家族のところに行ってみないかと誘われていたのですが、その返事をやっと書いたと言ってきました。

でも、メールを書いて自分の気持ちをちゃんと伝える自信がないのだと言うのです。(学校でやっている)アカデミックな作文の方が書きやすいと感じているようです。

ここまでのべ9か月そこで暮らしてきて、この自信のなさは逆に驚いたのですが、落ち着いて振り返ると、この娘の感じ方は理解できるような気もしてきます。

外からの見た目ではまったくそうは見えないのですが、そもそも他者とのコミュニケーションそのものに不安があるのだろうと想像しました。

私は、少し長い返事を書いて、他人とのコミュニケーションには誤解はつきものであること、言葉を知らないことや間違った表現をしてしまうことは、コミュニケーションの本質的な障害とはならないだろうと私は考えていることなどを伝えました。

また、ぶっつけ本番に弱いということも書いてあったのですが、きちんと手順を踏んで準備ができるというのは価値のあることで、ぶっつけ本番でできることが必ずしもいいことではないと返事を書きました。

私自身は、どちらかというと準備などあまりせず本番に臨むタイプなのですが、自分のやり方としてはそれがいいと思っているものの、それがベストのやり方とは思っていません。でも、私のそういうところに対して、娘が、父親のようにできないというコンプレックスを感じているというのはあり得ます。

ともあれ、メールの最後は、慣れていくしかないねと、前向きに締めくくってあったので、たぶん大丈夫でしょう。

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