観光案内

娘は、今日は、９時に出勤するつもりでいたようですが、眠くて、１０時からになったそうです。それでも、出て行ったので、上出来でしょう。こういう勤務の変更も、勤務時間は自由という条件下のことなので、問題はなさそうです。

社長さんの友人で、遠方の他県の青年会議所に所属する人が、近隣の都市で行われる会議参加のためにこちらにやってくるのに際して、観光についてのアドバイスを社長さんに求めてきたらしいのですが、そのプランを立てる仕事を頼まれたと言っていました。

社長さんは、娘のことを先輩の事務員に、「何でも自分で調べてくれそうな人」と紹介したそうですが、さっそくその手の依頼が舞い込んだという訳です。

本来の業務とは関係ない要求だと思いますが、以前アルバイトをしていた高級焼き肉店の社長さんよりはだいぶましだというのが娘の判断です。そう思えるとしたら、アルバイトの経験も大いに役に立ったということになります。

１年前から働いているという先輩の事務員に聞くと、その後何人もやってきたが、みんなそういう社長のやり方に我慢できず辞めていったそうです。その事務員さん自身が、もっと待遇のいいところに勤めたいと思っていて、娘がやめるとそのチャンスがなくなるせいか、とても優しくしてくれるそうです。

こういう状況で、時給はとても安いので、娘のきまぐれな勤務状況でも、案外クビにならずにすむのかもしれません。娘自身、調子に乗りすぎないよう、１日６時間、週３日くらいに押さえていこうと思っているそうです。私もそれがいいと思います。無理をすると、確実に息切れしてしまうでしょうから。