2024年5月7日火曜日

退院

昨日の話では、昼頃までに病院から連絡があるということでしたが、午前中の早い時間に電話がかかってきました。看護師でしたが、院長から退院が認められたので、手続きと娘の荷物を取りに来てくれと言われました。医者の診察はなくなり、娘も来る必要はないとのことでした。

結局、入院中、最初の説明の場面以外では、医者が登場することは一切ありませんでした。退院に際しては、医者が診察した上で最終的な決定をするという手順ではないのかと思っていましたが、そうではなかったようです。あっさり退院が決まりました。

治療らしい治療としては、点滴を受けただけ。娘は血管が出にくい質でもあるのですが、看護師の腕もよくなかったのでしょう、腕に何カ所も針の跡が残っていました。最初の頃は、他の人が立てる物音など、気になることを訴えていたそうですが、ただ聞くだけで何もしてくれないので、言わなくなったと言っていました。

病棟の出口のあたりをうろつくたくさんの患者も、何か訴えたいのだろうと思いますが、まったく相手にしてもらえないので、あきらめていたのでしょう。

とりあえず、薬は2週間分出してもらいました。また、今後はクリニックで治療を続けるようにとの指示がありました。また、再入院も可能であるという説明もありました。

ささいなことですが、朝から電話したとき、娘が、貴重品を入れるロッカーの鍵を持っているので返してほしいと言われました。ところが、娘に聞くと、部屋を出るときに貴重品は身に付けていたので、鍵はそこにつけたままだったというのです。結局、荷物を取りに病棟に行ったときに、鍵はあったと知らされました。娘も私も、何かトラブルの種が生じる(た)のではないかと、ひやひやして半日を過ごしていました。

病棟には、娘と私の二人でいきました。ところが、病棟が近づくと、娘に吐き気が生じて、病棟に上がるエレベーターには私一人で乗りました。

夕食後には、娘は少し熱っぽいと訴えてきました。一瞬上がったものの、すぐに平熱に下がりました。それでも用心して風呂はやめました。

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